<カシオワールドオープン 最終日◇28日◇Kochi黒潮カントリークラブ(高知県)◇7335ヤード・パー72>
最終戦を前に、来年の賞金シード選手が決定した。賞金ランキング65位までが来年のフル出場権を獲得。結果的には大会前の65人と、本大会終了時の65人に変動はなかった。が…。
温かい祝福だけど寒そう!堀川未来夢のウォーターシャワー
賞金ランキング69位で大会に入った亀代順哉は、最終日の16番まで粘りを見せた。初シードまであと2ホールというところで、まさかの事態が起こった。パー4のティショットを右ラフに打ち込むと、ボールの下には石。この2打目が右へOB。さらに打ち直しもOBとなり、7オン2パットでまさかの『9』を叩いた。結果的に同68位となり、シード入りを逃した。
「大事に、ミスしないように、自分で納得するゴルフをしようと意識していました。全体的にショットもパットもいい状態ではないけど、悪いゴルフでもなかったんですけど。自分で崩してしまって、悔しい。 この思いを来年は絶対したくはないので、オフにしっかり準備していきます」(亀代)
亀代は下部のAbemaTVツアーの賞金ランキングで5位に入ったため、来年のレギュラーツアー前半戦の出場権は確保している。この悔しさをぶつけるため、気持ちを奮い立たせ、新年に向かう。
同65位で大会に入った小鯛竜也にとっても長い1日となった。決勝ラウンドには進んだもののスコアを伸ばせず、亀代らの結果まちとなった。最終日はインの第1組で出た小鯛。いちばん最初にホールアウトして時点では、仮想ランキングは65位圏外。そのため2週後のファイナルQT(予選会)への申し込みをして会場を後にした。その後、逆転シード入りが可能だった選手がみな崩れ、なんとかシード死守に成功。コメントを寄せた。
「今回は命を繋いでもらった形になりましたけど、今回の経験を自分の今後のゴルフ人生に生かさなければと思います。なかなかQTの申し込みまで書いてという経験はないと思うので。またこのオフにしっかり作り直して、来年頑張りたいと思います」(小鯛)
激しい争いもここで終了。新型コロナウイルス感染拡大の影響でロングシーズンとなった2020-21年は、多くの初シード選手も生まれた。ツアー制度が施行された1973年の27人、そして85年の18人に続く多さの16人が初の賞金シードを獲得。金谷拓実、石坂友宏、片岡尚之、杉山知靖ら20台旋風に加え、19歳の久常涼もシード確保に成功した。
初シード選手が一気に増えた裏では、25人の選手がシード権を喪失した。日本人では正岡竜二、武藤俊憲、藤田寛之、そして塩見好輝。武藤は19年の「パナソニックオープン」優勝の権利で来年は出場資格を持つが、賞金シード選手の肩書きは失った。
一方で賞金シード復活組は9人。谷原秀人、上井邦裕、高山忠洋、矢野東、近藤智弘らベテランが、再びシード選手として22年シーズンに参戦する。
最終戦を前に、来年の賞金シード選手が決定した。賞金ランキング65位までが来年のフル出場権を獲得。結果的には大会前の65人と、本大会終了時の65人に変動はなかった。が…。
温かい祝福だけど寒そう!堀川未来夢のウォーターシャワー
賞金ランキング69位で大会に入った亀代順哉は、最終日の16番まで粘りを見せた。初シードまであと2ホールというところで、まさかの事態が起こった。パー4のティショットを右ラフに打ち込むと、ボールの下には石。この2打目が右へOB。さらに打ち直しもOBとなり、7オン2パットでまさかの『9』を叩いた。結果的に同68位となり、シード入りを逃した。
「大事に、ミスしないように、自分で納得するゴルフをしようと意識していました。全体的にショットもパットもいい状態ではないけど、悪いゴルフでもなかったんですけど。自分で崩してしまって、悔しい。 この思いを来年は絶対したくはないので、オフにしっかり準備していきます」(亀代)
亀代は下部のAbemaTVツアーの賞金ランキングで5位に入ったため、来年のレギュラーツアー前半戦の出場権は確保している。この悔しさをぶつけるため、気持ちを奮い立たせ、新年に向かう。
同65位で大会に入った小鯛竜也にとっても長い1日となった。決勝ラウンドには進んだもののスコアを伸ばせず、亀代らの結果まちとなった。最終日はインの第1組で出た小鯛。いちばん最初にホールアウトして時点では、仮想ランキングは65位圏外。そのため2週後のファイナルQT(予選会)への申し込みをして会場を後にした。その後、逆転シード入りが可能だった選手がみな崩れ、なんとかシード死守に成功。コメントを寄せた。
「今回は命を繋いでもらった形になりましたけど、今回の経験を自分の今後のゴルフ人生に生かさなければと思います。なかなかQTの申し込みまで書いてという経験はないと思うので。またこのオフにしっかり作り直して、来年頑張りたいと思います」(小鯛)
激しい争いもここで終了。新型コロナウイルス感染拡大の影響でロングシーズンとなった2020-21年は、多くの初シード選手も生まれた。ツアー制度が施行された1973年の27人、そして85年の18人に続く多さの16人が初の賞金シードを獲得。金谷拓実、石坂友宏、片岡尚之、杉山知靖ら20台旋風に加え、19歳の久常涼もシード確保に成功した。
初シード選手が一気に増えた裏では、25人の選手がシード権を喪失した。日本人では正岡竜二、武藤俊憲、藤田寛之、そして塩見好輝。武藤は19年の「パナソニックオープン」優勝の権利で来年は出場資格を持つが、賞金シード選手の肩書きは失った。
一方で賞金シード復活組は9人。谷原秀人、上井邦裕、高山忠洋、矢野東、近藤智弘らベテランが、再びシード選手として22年シーズンに参戦する。