<ゴルフ日本シリーズJTカップ 最終日◇5日◇東京よみうりカントリークラブ(東京都)◇7023ヤード・パー70>
今季3勝目を挙げた11月の「ダンロップフェニックス」。優勝が決まった瞬間、「ヘーイ、ロレックス!」と、チャン・キム(米国)がキャディのもとにやってきた。
ロレックスの腕時計をして笑顔の出口慎一郎キャディ【写真】
チャン・キムと出口(いでぐち)慎一郎キャディがタッグを組み始めたのは、去年の秋口から。2試合目の「ゴルフ日本シリーズJTカップ」でコンビ初優勝。今年9月の「バンテリン東海クラシック」で2勝目を挙げたとき、「シーズン3勝を達成したら、ロレックスをプレゼントするよ!」と口約束を交わしていた。
「まさか、本気とは思っていなくて」(出口キャディ)と、腕には約250万円の高級時計がキラリ。ちょうど11月28日は出口キャディの誕生日。バースデープレゼントと合わせての贈り物だった。「選手から時計を頂くなんてはじめてですし、ひとりの選手と3勝を一緒に獲るのもはじめて。つけているとキムも喜んでくれるから、お守りみたいです」。ダンロップフェニックスでの3勝目で、賞金ランクは1位に浮上。実質、これが賞金王への“前祝い”になった。
ところが、約1239万円のアドバンテージを持って臨んだ最終戦、そうすんなりとはゴールにたどり着けない。賞金王へのチャンスが残されたのは、キムを入れて5人。ランキング3位の金谷拓実、4位の星野陸也が優勝に向けて順位を上げる中、自身は思うように伸ばせなかった。初日に4オーバーを叩いて大きく出遅れ。「ディフェンディング・チャンピオンとしていいプレーをしたいという思いもあったけど、プレッシャーでメンタル面でも苦労した」と、3日目にようやく14位タイまで順位を上げたが、最終日も「74」と苦戦し、トータル2オーバー・22位タイで終了。
今季3勝目を挙げた11月の「ダンロップフェニックス」。優勝が決まった瞬間、「ヘーイ、ロレックス!」と、チャン・キム(米国)がキャディのもとにやってきた。
ロレックスの腕時計をして笑顔の出口慎一郎キャディ【写真】
チャン・キムと出口(いでぐち)慎一郎キャディがタッグを組み始めたのは、去年の秋口から。2試合目の「ゴルフ日本シリーズJTカップ」でコンビ初優勝。今年9月の「バンテリン東海クラシック」で2勝目を挙げたとき、「シーズン3勝を達成したら、ロレックスをプレゼントするよ!」と口約束を交わしていた。
「まさか、本気とは思っていなくて」(出口キャディ)と、腕には約250万円の高級時計がキラリ。ちょうど11月28日は出口キャディの誕生日。バースデープレゼントと合わせての贈り物だった。「選手から時計を頂くなんてはじめてですし、ひとりの選手と3勝を一緒に獲るのもはじめて。つけているとキムも喜んでくれるから、お守りみたいです」。ダンロップフェニックスでの3勝目で、賞金ランクは1位に浮上。実質、これが賞金王への“前祝い”になった。
ところが、約1239万円のアドバンテージを持って臨んだ最終戦、そうすんなりとはゴールにたどり着けない。賞金王へのチャンスが残されたのは、キムを入れて5人。ランキング3位の金谷拓実、4位の星野陸也が優勝に向けて順位を上げる中、自身は思うように伸ばせなかった。初日に4オーバーを叩いて大きく出遅れ。「ディフェンディング・チャンピオンとしていいプレーをしたいという思いもあったけど、プレッシャーでメンタル面でも苦労した」と、3日目にようやく14位タイまで順位を上げたが、最終日も「74」と苦戦し、トータル2オーバー・22位タイで終了。