後ろの組で回る金谷、星野のプレーを見守るのみになったが、谷原秀人が優勝を決めたことにより、賞金王のタイトルはキムのもとに降りてきた。「ほっとした。やっと休める…」と、ひと安心。出口キャディとともに、ロングシーズンの功績をたたえ合った。

コロナ禍で今後の予定は不透明だが、来年は米PGAツアーに挑戦しながら、引き続き日本でも戦う予定。もちろん、相棒は出口キャディに頼むつもりだ。「去年はじめて組んでから、すごく良いキャディだと思っていた。いいチームだと思うし、来年もまた、一緒に」。相棒の左腕には友情の証し。来年も、黄金タッグは健在だ。