松山英樹が2位に5打差をつける圧勝劇を演じた日本開催の米国男子ツアー「ZOZOチャンピオンシップ」。その最終日に、松山の「65」よりも2ストローク少ない「63」の好スコアを出したのが中西直人だった。米ツアーのトップ選手のプレーを見て、“分厚いインパクト”のヒントをつかみ、それを実践した結果だという。その一部を9日(木)発売のゴルフ雑誌ALBA834号のなかで紹介している。
中西直人が使う“オンリーワン”なマッスルバックアイアン【写真】
「ZOZOでPGAツアーに初出場しましたが、練習ラウンドではメジャー2勝のコリン・モリカワ選手、大会3日目には東京五輪金メダリストのザンダー・シャウフェレ選手とラウンドして、とても勉強になりました。彼らはオープンに構えて、球を押し込むように打っていたんです。日本人の多くは、球をつかまえようとしてどちらかというとクローズに構えがちでしたので、ちょっと驚きました。ただそれを最終日にやってみたらすごいスコアが出て…これはちゃんと習得しないとって思いました」と中西は話す。
なぜ体を開いてもボールがつかまるのか? 「ボールを投げるときってリリースの瞬間は、目標方向に体が正対していますよね。下半身が止まって手だけで投げません。スイングも同じで、手を振るだけで打つと、見た目のヘッドは走るかもしれませんが、当たりが不安定で飛ばないことがある。ダウンスイングで足からヒザ、腰、体と下から順番に回し、インパクトのときは体が開いた状態になるのが最新のスイング。すると手元が浮かずに分厚いインパクトになるんです」と中西は説明してくれた。その際の注意点として、「ボールを見過ぎないこと」、「右ヒジを体に付けてインパクトすること」も教えてくれた。
ギャラリーを楽しませる明るいキャラクターで人気の中西直人だが、スイングの研究やトレーニングには貪欲で、33歳にしてまだまだ発展途上。今シーズンは自己最高の賞金ランク46位に入り、2年連続となる賞金シードを獲得した。来シーズンは念願のツアー優勝に期待がかかる。なお、今回のレッスンは、ゴルフ雑誌ALBAとYouTube「プロゴルファー中西直人【あゆみ】チャンネル」とのコラボ企画。誌面も動画もチェックして「体を開いた分厚いインパクト」を手に入れよう。
中西直人が使う“オンリーワン”なマッスルバックアイアン【写真】
「ZOZOでPGAツアーに初出場しましたが、練習ラウンドではメジャー2勝のコリン・モリカワ選手、大会3日目には東京五輪金メダリストのザンダー・シャウフェレ選手とラウンドして、とても勉強になりました。彼らはオープンに構えて、球を押し込むように打っていたんです。日本人の多くは、球をつかまえようとしてどちらかというとクローズに構えがちでしたので、ちょっと驚きました。ただそれを最終日にやってみたらすごいスコアが出て…これはちゃんと習得しないとって思いました」と中西は話す。
なぜ体を開いてもボールがつかまるのか? 「ボールを投げるときってリリースの瞬間は、目標方向に体が正対していますよね。下半身が止まって手だけで投げません。スイングも同じで、手を振るだけで打つと、見た目のヘッドは走るかもしれませんが、当たりが不安定で飛ばないことがある。ダウンスイングで足からヒザ、腰、体と下から順番に回し、インパクトのときは体が開いた状態になるのが最新のスイング。すると手元が浮かずに分厚いインパクトになるんです」と中西は説明してくれた。その際の注意点として、「ボールを見過ぎないこと」、「右ヒジを体に付けてインパクトすること」も教えてくれた。
ギャラリーを楽しませる明るいキャラクターで人気の中西直人だが、スイングの研究やトレーニングには貪欲で、33歳にしてまだまだ発展途上。今シーズンは自己最高の賞金ランク46位に入り、2年連続となる賞金シードを獲得した。来シーズンは念願のツアー優勝に期待がかかる。なお、今回のレッスンは、ゴルフ雑誌ALBAとYouTube「プロゴルファー中西直人【あゆみ】チャンネル」とのコラボ企画。誌面も動画もチェックして「体を開いた分厚いインパクト」を手に入れよう。