「(宮本の存在は)刺激というか、ずっと一緒なんだよね」とは、片山の言葉。アマチュア時代から同世代のトップを走ってきた二人。優勝争いの緊張感を何度も一緒に味わってきたはずだ。長年、シード選手としてツアーに立ち続ける互いの存在は、当たり前でもあり、それが簡単でないことも知っている。
「50歳になってもレギュラーで」と、様々な練習法やトレーニングを試し、常に進化し続ける片山に、「とにかく試合をやりたい」と、トーナメントが空けばツアー外競技にも足を運び、50歳になる来年はシニアとレギュラーの掛け持ちを見据える宮本。根っこには、ゴルフへの貪欲さと、絶え間ない努力がある。それが分かりあえるからこその、ライバルだ。
「50歳を前に、二人で和合で優勝争いするなんて。幸せですよ」。優勝は「63」をマークした岩田寛に持っていかれたが、48歳のベテラン二人が見せた優勝争いは、多くのゴルフファンを魅了したに違いない。(文・谷口愛純)
「50歳になってもレギュラーで」と、様々な練習法やトレーニングを試し、常に進化し続ける片山に、「とにかく試合をやりたい」と、トーナメントが空けばツアー外競技にも足を運び、50歳になる来年はシニアとレギュラーの掛け持ちを見据える宮本。根っこには、ゴルフへの貪欲さと、絶え間ない努力がある。それが分かりあえるからこその、ライバルだ。
「50歳を前に、二人で和合で優勝争いするなんて。幸せですよ」。優勝は「63」をマークした岩田寛に持っていかれたが、48歳のベテラン二人が見せた優勝争いは、多くのゴルフファンを魅了したに違いない。(文・谷口愛純)