どの試合でも金谷が口にする言葉がある。「目の前の一打一打にベストを尽くす」。
結果的に最終戦の最後のティショットが決め手となったが、「他の試合でも一打落としていたら、もしかしたらポイントにも関わって、届かなかったかもしれない。そういう積み重ねだったと思う。どんな状況でも最後まで諦めずにプレーすることが、アマチュアのときから続けてきたことだったので、最後に結果として報われたのかなと思います」と真っすぐな目でいう。
野球なら凡打でも一塁まで全力で走る。サッカーなら届きそうにないボールでも必死に追いかける。そういった金谷のプレースタイルが最後の最後に運を引き寄せたのかもしれない。実際、昨シーズンの国内男子ツアーで金谷は20試合に出場して予選落ちなし。平均ストロークとパーキープ率で1位に輝き、諦めない姿勢は数字にも表れている。
金谷の22年初戦は、現地時間の13日に開幕する米国男子ツアー「ソニー・オープン・イン・ハワイ」。1983年には青木功が最終ホールでショット・イン・イーグルを奪って優勝し、日本中が沸いた大会でもある。金谷の最後まで諦めないゴルフに今年も注目したい。(文・下村耕平)
結果的に最終戦の最後のティショットが決め手となったが、「他の試合でも一打落としていたら、もしかしたらポイントにも関わって、届かなかったかもしれない。そういう積み重ねだったと思う。どんな状況でも最後まで諦めずにプレーすることが、アマチュアのときから続けてきたことだったので、最後に結果として報われたのかなと思います」と真っすぐな目でいう。
野球なら凡打でも一塁まで全力で走る。サッカーなら届きそうにないボールでも必死に追いかける。そういった金谷のプレースタイルが最後の最後に運を引き寄せたのかもしれない。実際、昨シーズンの国内男子ツアーで金谷は20試合に出場して予選落ちなし。平均ストロークとパーキープ率で1位に輝き、諦めない姿勢は数字にも表れている。
金谷の22年初戦は、現地時間の13日に開幕する米国男子ツアー「ソニー・オープン・イン・ハワイ」。1983年には青木功が最終ホールでショット・イン・イーグルを奪って優勝し、日本中が沸いた大会でもある。金谷の最後まで諦めないゴルフに今年も注目したい。(文・下村耕平)