ボクの場合は明るいキャラクターを前に出していただけた一方で、嫌なことを言われたらイヤと悪態をついたこともありました。だから賛否があったかと思います。ただ、万人に好かれると思わないほうがいい。それでこそスターだと、よくジャンボさんも言っていました。
『好きなゴルファーランキングで1位、嫌いなゴルファーランキングでも5位以内に入れないのはダメだ。オレは強すぎるから嫌われるんだ』とジャンボさんはよく言っていました。ボクは嫌いなゴルファートップ10には入ったけど、5位以内にはなかなか入れなかったんですよね(笑)。
もうちょっと、自分の思いをしっかりと言えるような、思い切りのいい選手が増えてきたらいいなと思います。キャラクター設定というのは作ろうと思って作れるものではないので難しいですが、自分の持ち味を見つけて、成績も出せる選手が出てきてほしいですし、そういう“キャラ設定”みたいなものは、ボクらも足りないのかなと思います。
■なぜ渋野は大ブレイクした? スターに求められるのはキャッチーな一面
それでいうと、渋野日向子選手の場合はそういったものが何拍子もそろっていたのかなと感じます。彼女のキュートな感じがすごく評価されましたし、当時はちょうどカーリングで『モグモグタイム』が流行っていた時期で、渋野選手の食べているものも注目された。プレースタイルも迫力があって、劇的な優勝の仕方をして、笑顔もよくて、ギャラリーとのハイタッチもあって…と、全てがいい方向にいって、ああいうふうに光り輝いたんだと思います。
たとえば、畑岡奈紗選手や笹生優花選手が優勝しても『ああ、強かったね』で終わってしまう。もしかしたら、松山選手も同じように感じ取られてしまったのかもしれないですし、ああいう“もう一声!”というものや、キャッチーさが大事だなと感じました。
『好きなゴルファーランキングで1位、嫌いなゴルファーランキングでも5位以内に入れないのはダメだ。オレは強すぎるから嫌われるんだ』とジャンボさんはよく言っていました。ボクは嫌いなゴルファートップ10には入ったけど、5位以内にはなかなか入れなかったんですよね(笑)。
もうちょっと、自分の思いをしっかりと言えるような、思い切りのいい選手が増えてきたらいいなと思います。キャラクター設定というのは作ろうと思って作れるものではないので難しいですが、自分の持ち味を見つけて、成績も出せる選手が出てきてほしいですし、そういう“キャラ設定”みたいなものは、ボクらも足りないのかなと思います。
■なぜ渋野は大ブレイクした? スターに求められるのはキャッチーな一面
それでいうと、渋野日向子選手の場合はそういったものが何拍子もそろっていたのかなと感じます。彼女のキュートな感じがすごく評価されましたし、当時はちょうどカーリングで『モグモグタイム』が流行っていた時期で、渋野選手の食べているものも注目された。プレースタイルも迫力があって、劇的な優勝の仕方をして、笑顔もよくて、ギャラリーとのハイタッチもあって…と、全てがいい方向にいって、ああいうふうに光り輝いたんだと思います。
たとえば、畑岡奈紗選手や笹生優花選手が優勝しても『ああ、強かったね』で終わってしまう。もしかしたら、松山選手も同じように感じ取られてしまったのかもしれないですし、ああいう“もう一声!”というものや、キャッチーさが大事だなと感じました。