現在、谷原のキャディを務める谷口拓也に確認したところ、「最近はゲートを通す練習器具から始めますが、そのあとは15メートルくらいの距離を打っている。ショートパットの練習はあまりしないですね」という。
串田氏の話に戻る。普通ボールは1スリーブの箱で3個入っている。だから朝の練習グリーンでは3個を使うゴルファーが多い。ボール2個の意味とは? 「3球打ったら距離を調整できちゃうんです。本番は一発勝負。でも朝の練習で1球だけだとシビアだから2球がちょうどいい。1球打って次の2球目で感覚をつかみたい」と串田氏は話す。さらに、「ロングパットで同じところから3球打つと練習のための練習になっちゃう。本番を想定した練習にしたい」ともいう。
また、串田氏は10メートルからOKに寄せる必要はないと小中学生たちに教える。「ロングパットは半径2メートルの円の中に入れればいい。半径2メートルの範囲ってけっこう大きい。10センチのカップだけに集中すると、緊張するし難しく感じるけど、大きな円をイメージすれば、そんなに難しくないと思う。結果としてリラックスして打てるからOKに寄ることもある。プロのコースマネジメントでは難しいことは一切しない。いかに簡単にしていくかを僕らが手助けしている」と説く。
10メートルが半径2メートルの円のなかに入るようになったら、次に2歩の距離のショートパットを行う。実際のコースを想定して、ロングパットから2打で入れる練習だ。「ロングパットのあとに、ミドルパットを打つことはほとんどないと思う。2メートル以内のショートパットが残るはず」(串田氏)。練習グリーンにカップが切ってあれば入れる、スタンドタイプのピンであれば当てることで、本番でもショートパットがしっかり打てるようになる。
それが終わったら今度は4歩の距離。「アプローチで寄せきれないときは、これくらいの距離が残る。パーパットやボギーパットを想定しています。これくらいをスタート前にやっていれば十分」と串田氏は語る。ここまで短い距離はやっていないが、最後に1メートルの短い距離を打つプロもいる。
「平塚哲二さんは最後に1メートルをカップに入れて、『よし!行こう』と自信を持ってコースに出ていった。自分のなかで流れを作りやすいのであれば、それもいいと思う」
串田氏の話に戻る。普通ボールは1スリーブの箱で3個入っている。だから朝の練習グリーンでは3個を使うゴルファーが多い。ボール2個の意味とは? 「3球打ったら距離を調整できちゃうんです。本番は一発勝負。でも朝の練習で1球だけだとシビアだから2球がちょうどいい。1球打って次の2球目で感覚をつかみたい」と串田氏は話す。さらに、「ロングパットで同じところから3球打つと練習のための練習になっちゃう。本番を想定した練習にしたい」ともいう。
また、串田氏は10メートルからOKに寄せる必要はないと小中学生たちに教える。「ロングパットは半径2メートルの円の中に入れればいい。半径2メートルの範囲ってけっこう大きい。10センチのカップだけに集中すると、緊張するし難しく感じるけど、大きな円をイメージすれば、そんなに難しくないと思う。結果としてリラックスして打てるからOKに寄ることもある。プロのコースマネジメントでは難しいことは一切しない。いかに簡単にしていくかを僕らが手助けしている」と説く。
10メートルが半径2メートルの円のなかに入るようになったら、次に2歩の距離のショートパットを行う。実際のコースを想定して、ロングパットから2打で入れる練習だ。「ロングパットのあとに、ミドルパットを打つことはほとんどないと思う。2メートル以内のショートパットが残るはず」(串田氏)。練習グリーンにカップが切ってあれば入れる、スタンドタイプのピンであれば当てることで、本番でもショートパットがしっかり打てるようになる。
それが終わったら今度は4歩の距離。「アプローチで寄せきれないときは、これくらいの距離が残る。パーパットやボギーパットを想定しています。これくらいをスタート前にやっていれば十分」と串田氏は語る。ここまで短い距離はやっていないが、最後に1メートルの短い距離を打つプロもいる。
「平塚哲二さんは最後に1メートルをカップに入れて、『よし!行こう』と自信を持ってコースに出ていった。自分のなかで流れを作りやすいのであれば、それもいいと思う」