1月上旬に千葉国際カントリークラブ(PGM)で開催されたプロキャディによるジュニアレッスン会「ゴルフ脳強化キャンプ」。この企画を主催しているプロキャディの出口慎一郎氏が、トーナメントで実際に使ったコースメモを小中学生たちに公開した。
プロキャディのコースメモが細かすぎる!【写真】
出口氏は昨シーズン、賞金王に輝いたチャン・キム(米国)のエースキャディとして、シーズン3勝をサポートした。公開したのは、「バンテリン東海クラシック」が行われる三好カントリークラブ西コースの18番パー4と、「ゴルフ日本シリーズJTカップ」の東京よみうりカントリークラブの9番パー4。どちらもチャン・キムが勝っている大会でもある(日本シリーズは20年大会で優勝)。コースで売られているメモ自体に数字がびっしりと並んでいるが、さらに細かく情報が書き加えられている。
まず目に止まるのは、三好CCのグリーンの上に書かれた、ピンクと緑と水色の色分け。東京よみうりCCのほうは真っ赤っかだ。「基本的には自分が見て分かりやすいように書いています。グリーンで一番傾斜が強いところはピンク、次が緑、最後は水色で色分けしているんです」と出口氏。よく見るとグリーン周りの外してはいけないところに『NO』と赤い文字で入っている。赤は特に要注意なのだ。
そして、次に気になるのはメモの左上ある『┐』の記号と5と7の数字。これは「その日のピンポジション」。この場合、グリーンの左から5ヤード、手前から7ヤードにピンが切ってあったという意味。だから、トーナメントの4ラウンド分が全部メモされている。さらにその近くには『T6』、『T10』といった記号があり、これはティイングエリアのバッグエッジ(一番後ろ)から何ヤードティが前に出ているかを示している。
その横に目を向けると、3日目のセカンドショットは『151+26』。つまり、ボールからグリーンのフロントエッジまで151ヤード、エッジからピンまでは26ヤードで、残り177ヤードということになる。その近くには『7I 3/4』という記号が。「この2打目を7番アイアンのコントロールショット(スリークォーター)で打ったということです。そのときのキャリー(ボールがグリーンに落ちた場所までの距離)も何ヤードだったか書いています」と出口氏は解説する。
プロキャディのコースメモが細かすぎる!【写真】
出口氏は昨シーズン、賞金王に輝いたチャン・キム(米国)のエースキャディとして、シーズン3勝をサポートした。公開したのは、「バンテリン東海クラシック」が行われる三好カントリークラブ西コースの18番パー4と、「ゴルフ日本シリーズJTカップ」の東京よみうりカントリークラブの9番パー4。どちらもチャン・キムが勝っている大会でもある(日本シリーズは20年大会で優勝)。コースで売られているメモ自体に数字がびっしりと並んでいるが、さらに細かく情報が書き加えられている。
まず目に止まるのは、三好CCのグリーンの上に書かれた、ピンクと緑と水色の色分け。東京よみうりCCのほうは真っ赤っかだ。「基本的には自分が見て分かりやすいように書いています。グリーンで一番傾斜が強いところはピンク、次が緑、最後は水色で色分けしているんです」と出口氏。よく見るとグリーン周りの外してはいけないところに『NO』と赤い文字で入っている。赤は特に要注意なのだ。
そして、次に気になるのはメモの左上ある『┐』の記号と5と7の数字。これは「その日のピンポジション」。この場合、グリーンの左から5ヤード、手前から7ヤードにピンが切ってあったという意味。だから、トーナメントの4ラウンド分が全部メモされている。さらにその近くには『T6』、『T10』といった記号があり、これはティイングエリアのバッグエッジ(一番後ろ)から何ヤードティが前に出ているかを示している。
その横に目を向けると、3日目のセカンドショットは『151+26』。つまり、ボールからグリーンのフロントエッジまで151ヤード、エッジからピンまでは26ヤードで、残り177ヤードということになる。その近くには『7I 3/4』という記号が。「この2打目を7番アイアンのコントロールショット(スリークォーター)で打ったということです。そのときのキャリー(ボールがグリーンに落ちた場所までの距離)も何ヤードだったか書いています」と出口氏は解説する。