「シンプルに今、プロゴルファーを目指したいっていう子供たちがどれくらいいるか?」。今季から男子ツアー選手会副会長に就任した中西直人が、取材に対し熱い思いを吐き出した。
中西直人が使う”オンリーワン”なアイアン【写真】
このオフ、新たなトーナメントを立ち上げる。「THE TOURNAMENT for the FUTURE〜子どもたちへの贈り物〜」。3月13日(日)に岐阜県にある瑞陵ゴルフ倶楽部で行われる今大会は、大会名の通りジュニアに向けてプロゴルフの魅力を発信する新たなスタイルのトーナメントとなる。
発起人となった中西の根底にあるのは危機感だ。「昔(1980〜90年代)は賞金もすごかったし、PGAツアーより日本のほうが稼げた時代。それを見てプロに憧れた選手も多かった。今はゴルフで稼げるプロはほとんどいない。今はプロゴルファーよりYouTuberになりたい子が多い。ひとつの選択肢にプロゴルファーになりたいな、と思えるような環境を作りたい」。
ジュニア時代から活躍してきた33歳の中西。2010年にプロ転向して19年に初シードを獲得した。子供の頃から憧れの舞台に立つようになったが、同時に危機感を覚えるようになった。中西はSNSを使って積極的にゴルフの魅力を発信したり、試合中もファンサービスを欠かさないなど独自にファンを獲得する人気者。そして今回の大会開催へも一肌脱ぐ。
大会コンセプトは“子供たちへの贈り物”。「今、10歳の子たちがプロゴルファーを目指しても、10年後試合がなかったらかわいそう。10年後に残る試合をプレゼントすることしか僕らにはできない」。大会ではプロ2名に対しジュニア2名が同組でプレーする。戦いの場だけではなく、目の前で見たドライバーの飛距離、アイアンの音、空気感もすべてジュニアの未来への贈り物となる。
中西直人が使う”オンリーワン”なアイアン【写真】
このオフ、新たなトーナメントを立ち上げる。「THE TOURNAMENT for the FUTURE〜子どもたちへの贈り物〜」。3月13日(日)に岐阜県にある瑞陵ゴルフ倶楽部で行われる今大会は、大会名の通りジュニアに向けてプロゴルフの魅力を発信する新たなスタイルのトーナメントとなる。
発起人となった中西の根底にあるのは危機感だ。「昔(1980〜90年代)は賞金もすごかったし、PGAツアーより日本のほうが稼げた時代。それを見てプロに憧れた選手も多かった。今はゴルフで稼げるプロはほとんどいない。今はプロゴルファーよりYouTuberになりたい子が多い。ひとつの選択肢にプロゴルファーになりたいな、と思えるような環境を作りたい」。
ジュニア時代から活躍してきた33歳の中西。2010年にプロ転向して19年に初シードを獲得した。子供の頃から憧れの舞台に立つようになったが、同時に危機感を覚えるようになった。中西はSNSを使って積極的にゴルフの魅力を発信したり、試合中もファンサービスを欠かさないなど独自にファンを獲得する人気者。そして今回の大会開催へも一肌脱ぐ。
大会コンセプトは“子供たちへの贈り物”。「今、10歳の子たちがプロゴルファーを目指しても、10年後試合がなかったらかわいそう。10年後に残る試合をプレゼントすることしか僕らにはできない」。大会ではプロ2名に対しジュニア2名が同組でプレーする。戦いの場だけではなく、目の前で見たドライバーの飛距離、アイアンの音、空気感もすべてジュニアの未来への贈り物となる。