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「海外でやらないとうまくならない」 成長著しい木下稜介が世界で感じたこと

「海外でやらないとうまくならない」 成長著しい木下稜介が世界で感じたこと

所属 ALBA Net編集部
小高 拓 / Hiromu Odaka

配信日時:2022年2月14日 15時00分

■スタート前の練習グリーンの使い方を学んだ

昨年経験した2試合世界の舞台では、多くの選手がスタート前に練習グリーンでボールを転がしてからドライビングレンジに行き、再び練習グリーンに戻る。しかも、朝から練習器具を使う選手の多さにも驚いた。

「朝から器具を使うことで自分の悪癖を確認できます。最初に練習グリーンに行くルーティンを取り入れましたが、やっぱりレベルアップした感じはします」と自身でも取り入れたが、今回のサウジアラビアでは別の発見があった。

「スタート直前の練習グリーンでボールを転がす時間が確実に短いんです」。日本だと打撃練習を終えてからスタート時間の20〜25分前からパッティング練習をする選手が多い。世界のトップ選手は「だいたい10分、長くても15分程度です。中にはスタート10分前に打撃練習を終えて、5球ぐらい転がしてからスタートという選手もいました」。

スタート直前のパッティング練習を短くする理由を木下は考えた。打撃練習で体を温めても、動きの小さいパッティングを長い時間やるとそれだけ体が固まりやすい、と。打撃練習の延長でスタートできるのがいいと話す。

■日本にない“環境”も慣れれば対処できる

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