ウッド部門に比べると、売り上げ上位モデルが混戦になっているアイアン。2月21日〜27日までの週間売り上げ本数ランキングは、ピンの『i525』が初登場から2週連続で1位になった。アイアンが混戦になる理由と『i525』の人気について、つるやゴルフ八重洲店の小野原大地店長に話を聞いた。

プロが使うアイアンに刻まれた「FORGED」の意味とは？【写真】

「アイアンはゴルファー層によって、人気があるモデルが全然違います。例えばドライバーだと今年はアベレージゴルファーもアスリートゴルファーも『ステルス』ですが、アイアンはアベレージゴルファーには『ゼクシオ 12』や『G425』が人気ですし、アスリートゴルファーは『タイトリスト』や『ミズノ』などを好む。だから、人気上位のモデルが混戦なのだと思います。お店の客層によっても人気があるアイアンが違っていて、当店のお客さんには『タイトリスト』が一番人気です」

―混戦の中で『i525』が1位になったポイントは？

「このモデルはブレード系なのにやさしさがあるので、アベレージゴルファーからもアスリートゴルファーからも人気がある。中間層の広いターゲットに上手くハマっていると思います」

アイアンはフォージド系を好む人もいれば、キャビティ系や飛び系を求めるタイプもいて、顔（形状）の好みも十人十色。だから、人気が分散するとも言えるだろう。