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史上6人目の快挙に向けて シード最年長選手の宮本勝昌は二刀流元年

史上6人目の快挙に向けて シード最年長選手の宮本勝昌は二刀流元年

所属 ALBA Net編集部
小高 拓 / Hiromu Odaka

配信日時:2022年3月29日 13時10分

最年長賞金シード選手として臨む宮本は「1年でも長くレギュラーでやりたい気持ちは強い」としながらも、8月28日に50歳の誕生日を迎えると9月以降に国内シニアにデビューする予定。「レギュラーと重なる試合も多いのでシニアは数試合になると思いますが、シニアに出たらデビュー戦即優勝、毎試合優勝ぐらいの勢いでいきたい。最近はレギュラーで活躍していた選手がすぐ活躍できる時代ではなくなりつつありましが、挑戦したいですね」とレギュラーとシニアで二刀流で戦う。

もちろん主戦場はレギュラーツアーだ。「最近は若くてうまい選手が、“強さ”を身に着けているので、レギュラーツアーで優勝したい気持ちはあるけどそう簡単ではないと思っています。それでも今年はレギュラーで1勝、シニアで1勝、そして(レギュラーツアー最終戦の)JTに出ることです」と話す。

宮本が目指す同一年でレギュラーとシニアの両ツアーで優勝を遂げているのは、記録の残る1988年以降、杉原輝雄、金井清一、中嶋常幸、プラヤド・マークセン、そして1992年に国内男子のカシオワールドオープンと米国シニアのネイションワイド選手権で優勝している青木功を含めて5人。直近では2017年のマークセン。同年のレギュラーツアー「SMBCシンガポールオープン」で優勝を挙げ、国内シニアでは日本シニアオープンなど4勝を挙げて賞金王を戴冠している。日本勢に限ると06年に達成した永久シード選手の中嶋常幸までさかのぼる。

「レギュラーの若手からは『宮本さん、いつまでやるんですか?』、シニアの先輩からは『お前はくるなよ』と、そんなことをいわれる存在になりたいですよね」。

95年にデビューしてから今年で28年目。師匠の芹澤信雄に「長く活躍できるプロに」といわれてきた。「優勝がダメでも2位、2位がダメなら3位と。優勝がダメなら2位も3位も4位も一緒ではなく、1打でもよく上がって順位を上げる意識でやってきました。今も変わりません。この考え方が長くやれている秘訣の一つだと思います」と長年ツアーの一線で活躍できた要因を語る。今年も1打1打を無駄にせず、両ツアーで脅威の存在になる構えだ。


【レギュラー&シニアツアー同一年優勝】
・杉原輝雄【1989年 ダイワKBCオーガスタ ※日本プロシニア、※ミサワリゾートトーナメント】
・金井清一【1990年 NST新潟オープン ※TPCスターツシニア、※日本プロシニア】
・青木功【1992年 カシオワールドオープン ※ネイションワイド選手権(米シニア)】
・中嶋常幸【2006年 三井住友VISA太平洋 ※日本プロシニア、※日本シニアオープン
プラヤド・マークセン【2017年 SMBCシンガポールオープン ※日本シニアオープンなど4勝を挙げて賞金王】
※印はシニア競技

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