開幕直前は地区オープンなど数試合をこなした。「全体的にゴルフに対してストレスというものがだいぶ減らせています。クラブであったり、うまい具合にオフは過ごせたと思います」といい状態で開幕戦を迎えられた。
「前半戦の方で優勝して、できれば複数回勝ちたい」と開幕から昨季のうっ憤を晴らすつもりだが、見据える先は欧州ツアーだ。「日本の賞金王もとりたいですが、世界のトップ選手が出る欧州ツアーに身を置いて自分のレベルを上げたい。そしてその先は米ツアー参戦です」
米国男子ツアーに出場するためには下部のコーンフェリーツアーを経由しなくてはならないが、欧州ツアーは予選会を突破すればすぐにレギュラーツアーに出られるようになる。
「若い選手の1年と自分らの1年は違うと思います。遅くとも35歳までには向こうのツアーに行きたいんです」。今年1月に32歳になった大槻は、1年でも早く海を渡る覚悟を持っている。国内男子ツアーの賞金ランキング上位であれば、欧州男子ツアーの最終予選会から受験できる。クラブ契約フリーになった大槻が、今年はスタートダッシュをかける。(文・小高拓)
「前半戦の方で優勝して、できれば複数回勝ちたい」と開幕から昨季のうっ憤を晴らすつもりだが、見据える先は欧州ツアーだ。「日本の賞金王もとりたいですが、世界のトップ選手が出る欧州ツアーに身を置いて自分のレベルを上げたい。そしてその先は米ツアー参戦です」
米国男子ツアーに出場するためには下部のコーンフェリーツアーを経由しなくてはならないが、欧州ツアーは予選会を突破すればすぐにレギュラーツアーに出られるようになる。
「若い選手の1年と自分らの1年は違うと思います。遅くとも35歳までには向こうのツアーに行きたいんです」。今年1月に32歳になった大槻は、1年でも早く海を渡る覚悟を持っている。国内男子ツアーの賞金ランキング上位であれば、欧州男子ツアーの最終予選会から受験できる。クラブ契約フリーになった大槻が、今年はスタートダッシュをかける。(文・小高拓)