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石川遼が黒シャフトを新投入! 「ドローの曲がり幅がイメージ通り」

石川遼が黒シャフトを新投入! 「ドローの曲がり幅がイメージ通り」

所属 ALBA Net編集部
小高 拓 / Hiromu Odaka

配信日時:2022年3月31日 19時10分

新シーズンを迎えた石川遼の手に握られているドライバーのシャフトは…
新シーズンを迎えた石川遼の手に握られているドライバーのシャフトは… (撮影:上山敬太)
東建ホームメイトカップ 初日◇31日◇東建多度カントリークラブ・名古屋(三重県)◇7062ヤード・パー71>

ゴルフの総本山R&Aと全米ゴルフ協会(USGA)が2022年1月から「パターを除くクラブの長さを46インチ以内に規制」するローカルルールを新設し、世界基準に合わせて国内男子ツアーもこのルールを採用した。昨季の中盤以降47.5インチのドライバーを使用していた石川遼は、その長さを45.75インチに戻したが、その使用シャフトに驚きの変化があった。

今年のセッティングはウェッジ5本体制!?【写真】

石川といえばプロ転向後、14年間グラファイトデザイン社製のシャフトを使用してきた。しかし今季国内開幕戦の「東建ホームメイトカップ」の第1ラウンドは、「中学時代はフジクラを使っていましたが、プロなって使うのは初めて」と、米国男子ツアーの選手をはじめハードヒッターに使用者の多い、藤倉コンポジットの『ベンタスTR』を選んだ。写真では黒いシャフトに見えるが、実際は濃い青色をしている。

「基本的なスタンスとして、シャフトにはまったく興味がないんです」。自分のスイングに合ったシャフトで、「イメージ通りのいいボールが打てればいい」と“結果”重視で選ぶ。これまでは試打したシャフトの種類も少ないという。

替えるきっかけとなったのは、シャフトを短く戻したタイミングだ。これまでは長尺も含めてグラファイトデザインの『ツアーAD PT』を使用していたが、「45.75インチに戻したときにフェードはかなり打ちやすいのですが、ドローの曲がり幅が弱かったんです」。いまも『ツアーAD PT』を使う3番ウッドは、曲がり幅が7ヤードほどのドローが打てるが、同じ感覚でドライバーを打つと「1ヤードするかしないか」と、ほぼストレートの球筋になる。石川がイメージする曲がり幅と違ったという。

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