＜東建ホームメイトカップ　最終日◇3日◇東建多度カントリークラブ・名古屋（三重県）◇7062ヤード・パー71＞

サンデーバックナインで香妻陣一朗に6打差を追いつき、プレーオフに持ち込んだ桂川有人。プレーオフ1ホール目で敗れ「ちょっと悔しい」としたものの、大きな自信をつかんだ。

勝利を決めた香妻の雄たけび【LIVEフォト】

首位と5打差の4位タイから出た桂川は、前半2バーディ・1ボギーの「34」。この時点で香妻との差は6打。優勝圏外かと思われたが、10番を皮切りに後半だけで6バーディを奪い、首位タイで72ホールを終えた。

「ゾーンに入っていましたね。前半は狙ったところにショットを打てていなかったんですが、後半は全部ピンに行ってました」。前半とは打って変わって、後半に入るとボールがピンに絡み始める。「13番パー3でちょっと開いたなと思ったショットが1.5メートルについたり、不思議な感覚でした。こういうのがあると優勝争いできるのかなと思いました」。

プレーオフ1ホール目は、2打目をピンまで8メートルに乗せて、「下りのスライスラインでしたが、うまく打てたので入ったかと思いました」とカップインを確信したが、ボールはカップに沈まなかった。その後にバーディパットを沈めた香妻の優勝が決まった。