アマチュアゴルファーに人気のテーラーメイド『P790』やピン『i525』も「中空」のメリットを生かしたアイアンだ。どちらも見た目はほぼ「マッスルバック」だが、打つと驚くほどミスに強いし、飛距離性能も高い。何よりキャディバッグに入れたときに、「マッスルバック」のような見た目は非常に“様になる”ため、多くのゴルファーが飛びつくのもよくわかる。
このように、見た目と性能の両方にこだわるなら、「中空」は最適な選択肢のひとつなのは間違いない。ただし、前述したように、アイアンとしての性能バランスにこだわったモデルもあれば、飛距離性能や直進性に特化したUTライクなモデルもある。自分に合ったモデルを選びには、しっかり試打を行い、使い心地や弾道をチェックすべきだろう。
性能的にはメリットだらけの最新「中空」だが、1つだけ大きなデメリットがあることも付け加えておく。それは価格が高くなりがちなこと。複雑な構造で、さまざまな素材を使用する最新「中空」はどうしてもコストがかかってしまい、1本で3〜4万円という価格であることが多い。お値段相応の性能があるのは間違いないが、購入コストを受容できるかどうかはよく考える必要があるだろう。(文・田辺直喜)
このように、見た目と性能の両方にこだわるなら、「中空」は最適な選択肢のひとつなのは間違いない。ただし、前述したように、アイアンとしての性能バランスにこだわったモデルもあれば、飛距離性能や直進性に特化したUTライクなモデルもある。自分に合ったモデルを選びには、しっかり試打を行い、使い心地や弾道をチェックすべきだろう。
性能的にはメリットだらけの最新「中空」だが、1つだけ大きなデメリットがあることも付け加えておく。それは価格が高くなりがちなこと。複雑な構造で、さまざまな素材を使用する最新「中空」はどうしてもコストがかかってしまい、1本で3〜4万円という価格であることが多い。お値段相応の性能があるのは間違いないが、購入コストを受容できるかどうかはよく考える必要があるだろう。(文・田辺直喜)