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軟グリーンに2つの思考 石川遼はフェアウェイなら「長いクラブでも止まる」、幡地隆寛は短いクラブなら「ラフでも止まる」

軟グリーンに2つの思考 石川遼はフェアウェイなら「長いクラブでも止まる」、幡地隆寛は短いクラブなら「ラフでも止まる」

所属 ALBA Net編集部
ALBA Net編集部 / ALBA Net

配信日時:2022年4月15日 07時20分

その幡地とは反対のマネジメントをしたのが、石川遼だ。

「左右にOBがあるとはいえ、むちゃくちゃ狭いわけではないし、ドライバーを持てる選手もいたと思います。ボールが曲がらなければアドバンテージを得るのは明らかですが、それは結果論でもあります。長い目で見て、自分はフェアウェイにボールを置くことがテーマなのでそれを貫きました」

幡地とは対照的にドライバーを握ったのは2、3回しかなかったという。ただ、同組で回る19歳の久常涼が気持ちよくドライバーを振り回す姿を見て、自分もドライバーで攻めたいと思ったことは何度もあったとのこと。

「フェアウェイにさえボールがあれば、グリーンが軟らかくなった分、転がりが少ないので5番や6番アイアンでも狙えますからね」と石川が言うように、練習日は着弾してから20ヤード転がったグリーンが、10ヤードしか転がらないのであれば、ピンが手前に切ってあっても長いクラブで打てる。石川なりの考えが合ってのマネジメントだったのだ。

結果的に3アンダー・32位タイで初日を終えたが、フェアウェイキープ率は78.57%で6位タイだった。一定の成果は上げたがパーオン率では幡地を下回る72.22%で57位タイ。数字上だけで考えると、バーディチャンスの回数は幡地より3回少なかったことになる。

どちらにしろ、4日間トータルでの勝負となるだけに、コースコンディションによって選手たちのマネジメントがどう変わり、その結果、上位に誰が来るのか注目したい。(文・山西英希)

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