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ツアー3勝目を挙げた比嘉一貴が驚きの告白 「今年はメモを持たずにプレーしています」

ツアー3勝目を挙げた比嘉一貴が驚きの告白 「今年はメモを持たずにプレーしています」

配信日時:2022年4月17日 18時26分

「できることなら、得意なアイアンショットで同じぐらいの高さを出せれば…」。ここ数年は飛距離アップのために筋力トレーニングを行っていたが、昨年からはスピードを高めるために、自重を利用したトレーニングに切り替えたという。同時に、腹筋の弱さ、股関節の硬さもスイングに悪影響を与えると思い、修正するように努めた。その結果、体幹が強くなり、体調がよければ、ドライバーのヘッドスピードは50m/sを超えるという。

ヘッドスピードが上がったことで、アイアンでも飛距離とボールの高さも出せるようになり、今まで入れていなかった4番アイアンも打ちこなせている。

「ユーティリティとアイアンでは最終的な飛距離が同じでも、(アイアンのほうが)ランが少ない分、ボールを止めることができますからね。それだけマネジメントの幅が広がりました」と、比嘉。この日も4番アイアンを使って240ヤードある8番パー3ではピン左3メートルに、最終18番パー5では残り236ヤードの2打目に使用し、グリーンにヒットさせている。4番ユーティリティの代わりに4番アイアンを入れたことで、長い距離が残っても縦距離をコントロールできるようになった。

「4番アイアンを打てるようになったことが、今回の優勝では大きいですね」と笑顔を見せる。これで目標の複数回優勝まであと1勝となったが、「自分は2勝が目標とは言ってませんよ」と不敵な笑みを見せる。大きな武器を手に入れたことで、目標もやや変わる。まずは、優勝した翌週にある試合で予選落ちしないこと、そして国内メジャーで勝つことが新しい目標だという。特に、「BMW 日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ」では一度も予選通過したことがなく、まずはそれをクリアしてから優勝を目指す。(文・山西英希)

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