「そのためには、国内ツアーでもしっかり結果を出さなければいけませんが、まずはコースを見ようかなと思いました」。久常が米国男子ツアーではなく、欧州男子ツアーを選んだのはシステム上の問題になる。米国の場合、下部のコーンフェリーツアーのQTを通過し、1年間そこで戦ってから、初めて米国男子ツアーの道が開ける。しかし、DPワールドツアーにはそのシステムがないので、いきなり上位ツアーに出場できるのだ。
今回は飛距離や正確性など、自分のゴルフがどこまで通用するのか具体的なテーマを持たずに挑戦するが、上位に入れば、翌週の大会に出場できるチャンスもある。「そうなれば、もちろん出場します」と久常。岡山・作陽高校の先輩である渋野日向子のように、海外に拠点を持つことが目標だが、今回のDPワールドツアー挑戦はその第一歩となる。(文・山西英希)
今回は飛距離や正確性など、自分のゴルフがどこまで通用するのか具体的なテーマを持たずに挑戦するが、上位に入れば、翌週の大会に出場できるチャンスもある。「そうなれば、もちろん出場します」と久常。岡山・作陽高校の先輩である渋野日向子のように、海外に拠点を持つことが目標だが、今回のDPワールドツアー挑戦はその第一歩となる。(文・山西英希)