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「パッティングではなくショットで勝った」 J・スピースの優勝に石川遼が思うこと

「パッティングではなくショットで勝った」 J・スピースの優勝に石川遼が思うこと

所属 ALBA Net
下村 耕平 / Kohei Shimomura

配信日時:2022年4月21日 09時30分

それが、今シーズンのスピースの『ストローク・ゲインド・パッティング』は-0.430で179位まで落ちている。つまり、1ラウンド当たりパッティングで-0.43打落としていることになる。それに対して『ストローク・ゲインド・ティ・トゥ・グリーン』は、2018-19年シーズンは157位、2019-20年シーズンは90位、2020-21年は41位、今シーズンは1.050と19位まで順位を上げてきた。まさにショットで掴んだ優勝だった。

「スピースもめちゃくちゃスイングを変えているという見方をされていますけど、もともとの動きからすると、実際はシャフトの角度だけしかほとんど変わっていない。それだけでも、ものすごい変化の世界。僕は手の位置とか肩の位置とかそういうところをかなり変えているので、まだ安定しないよなという時期です」

2年前から取り組むスイング改造でショットの安定を目指す石川とって、ショットを立て直して優勝したスピースの姿は、かなりの刺激になったようだ。

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