「プロのスポーツをやっているので、どうしても結果というのが一番わかりやすいし、なんなら結果がすべてと言われている世界だと思う。自分自身が誰よりも意識している上での今の行動なので、常に一番良い結果が出るように日々やっています。短いスパンで見ると、先週のほうが良かったのかなと思うんですけど、そこだけではなかなか測れない部分もあったりする。なるべく大きな視野で自分のゴルフと向き合っていかなきゃいけない時期かなと思っていますね」
その先に見据えるのは「当然世界一です」と石川は言う。続けて、「この結果でデカいことを言ってもあれなんですけど、いまやるべきことというか、いまだからこそできる自分に投資できることっていうのがあって、そこをやっているという感じですかね」と言葉を吐き出した。
トップと2打差のトータル10アンダー・9位タイで、今大会の決勝ラウンドに進んだ49歳の片山晋呉も、40歳半ばを超えてスイング改造に取り組んできた。「3年間はスイングだけ。振り方だけ。いまはそれが全部合わさって、球のイメージ、距離感が全部入って、ようやく。4年かかったけどね」とそのプロセスについて話している。石川はスイング改造に取り組んで2年を超えたところ。そう考えると、結果が出る出ないの段階までは、まだまだ時間がかかるのかもしれない。
「本当に自分も日々…本当はこれくらい飛ばしたいけど、いま自分がやりたいスイングをしたらこれくらいしか飛ばない、全然当たらないとか、ラフから全然コントロールが利かないとか、そういう時期ではある。なかなかもどかしいですけど、もっとフリーな感じでやれる日を夢見て頑張ってやっている」。予選落ちして囲み取材を受けるのは精神的にこたえたに違いないが、しっかり自分の言葉で現状を説明し、石川はコースを後にした。(文・下村耕平)
その先に見据えるのは「当然世界一です」と石川は言う。続けて、「この結果でデカいことを言ってもあれなんですけど、いまやるべきことというか、いまだからこそできる自分に投資できることっていうのがあって、そこをやっているという感じですかね」と言葉を吐き出した。
トップと2打差のトータル10アンダー・9位タイで、今大会の決勝ラウンドに進んだ49歳の片山晋呉も、40歳半ばを超えてスイング改造に取り組んできた。「3年間はスイングだけ。振り方だけ。いまはそれが全部合わさって、球のイメージ、距離感が全部入って、ようやく。4年かかったけどね」とそのプロセスについて話している。石川はスイング改造に取り組んで2年を超えたところ。そう考えると、結果が出る出ないの段階までは、まだまだ時間がかかるのかもしれない。
「本当に自分も日々…本当はこれくらい飛ばしたいけど、いま自分がやりたいスイングをしたらこれくらいしか飛ばない、全然当たらないとか、ラフから全然コントロールが利かないとか、そういう時期ではある。なかなかもどかしいですけど、もっとフリーな感じでやれる日を夢見て頑張ってやっている」。予選落ちして囲み取材を受けるのは精神的にこたえたに違いないが、しっかり自分の言葉で現状を説明し、石川はコースを後にした。(文・下村耕平)