＜中日クラウンズ　最終日◇1日◇名古屋ゴルフ倶楽部和合コース（愛知県）◇6557ヤード・パー70＞

石川遼のホールインワンを目撃した星野陸也が、最終日に裏街道（10番スタート）から出てトップ10入りを果たした。国内男子「中日クラウンズ」最終日、40位タイから出た星野は7バーディ・ボギーなしの「63」で回り、トータル8アンダー・7位タイで4日間を終えた。

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第3ラウンドで話題を集めた石川遼のホールインワン。星野は同伴競技者としてカップに吸い込まれるまでしっかりと確認した。「やっぱり神様なんだなと思いました。あのピン位置で、まあ入らないですよ」と話す。カップまで真っすぐのラインではなく、ピンの手前にはフック傾斜があり、落ちどころと転がる強さ（タッチ）が合致しないとなかなか入らないという。

「やっぱすげーなって思いました。今まで遼くんのホールインワンはテレビでしか見たことがなかったので、あんなに間近で見られてよかったです。ボールをギャラリーさんに投げていたので、そのボールを欲しいって思っていました（笑）」。憧れの先輩の凄さを改めて感じる瞬間だった。

「ちゃんと（ハイタッチを）しました。今日はいいものをもらいました」。ホールインワンの見届け人は、最終日に石川の“ご利益”効果もあったようだ。インスタートのいわゆる裏街道から出た星野は、7つのバーディを奪い、和合での自身のベストスコアをマーク。その内容は「刺激的なゴルフでした」と振り返る。