「後半1番は2打目をミスしたけど、3打目はエッジからパターで入ったり、2番のパー5は3打目をミスしながら4打目がチップインしたり。また8番、9番はティショットをミスしながらうまくパーで抑えられました」と神がかった内容だったと明かす。

最低でも20位以内が星野の目標。「（国内ツアーは）20位以内に入ればワールドランキングのポイントを加算できるので」。世界ランキング50位以内であれば「マスターズ」。60位以内であれば「全米オープン」と「全英オープン」、100位以内であれば「全米プロ」と、メジャーの出場権を手にできる。

今季の開幕前は107位だった世界ランキングは開幕から3試合（3位、2位、2位）で71位に浮上、目標だった全米プロの出場権を獲得。6月に開催される全米オープンの出場を睨んで、少しでもポイントを上積みしたい星野にとって、今大会を7位まで順位を上げたことは大きな意味を持つ。

今季開幕から3試合連続で1打差惜敗ながら、4戦連続トップ10入りと好調を続ける。「優勝するのがベストですが、優勝するためにはいい位置に居続けることが大事。次は地元でディフェンディングチャンピオンなので、優勝目指してがんばります」。次戦は星野の地元である茨城県の大洗ゴルフ倶楽部で開催される「ダイヤモンドカップ」に出場。その翌週の全米プロに向けて渡米する。