5月2日から5月8日までのゴールデンウィークのアイアン売り上げランキングを見ると、1位が『ステルス』で2位が『ゼクシオ 12』。この2モデルには共通点があり、7番アイアンのロフトが28度。さらに3位のピン『i525』も7番アイアンのロフトは29度で、売り上げ上位10モデルのアイアンを調べると7番アイアンのロフト平均は28.6度。かつて7番で28度だとストロングロフトと呼ばれていたが、PGA TOUR SUPERSTORE千葉浜野店の白銀優さんに話を聞くと状況が変わったようだ。
タイガー・ウッズがずっと替えない “マッスルバック”アイアンって?【写真】
「今は7番アイアンでロフト28度というのが普通になりました。海外メーカーでも国内メーカーでも、人気のアイアンはほとんどがそのロフト帯です。お客さんも7番で28度だと“ロフトが立っている”とは思わなくなってきています。そのうえで、1位の『ステルス』はデザインがスッキリしたことが人気の要因だと思います」
―アイアンでも飛距離性能が重視されるようになったのか?
「一時期は飛び系アイアンというのがブームになりましたが、今はブームではなく『飛んだほうがいい』というのが当たり前になりつつあります。打感にこだわっている人でも、計測器を使って試打をしたときに5ヤード飛ぶアイアンがあれば、飛んだほうを購入される人が増えていますね。そういう意味では、距離が数字ではっきりとわかるトラックマンなどの計測器の影響も大きいと思います」
かつて7番アイアンのロフトは32〜34度というのが標準だった。しかし、最新の売り上げ上位10モデルのアイアン(メンズモデル)で、7番アイアンのロフトが最も寝ていたのが『G425』の30度。明らかに時代が変わってきている。
タイガー・ウッズがずっと替えない “マッスルバック”アイアンって?【写真】
「今は7番アイアンでロフト28度というのが普通になりました。海外メーカーでも国内メーカーでも、人気のアイアンはほとんどがそのロフト帯です。お客さんも7番で28度だと“ロフトが立っている”とは思わなくなってきています。そのうえで、1位の『ステルス』はデザインがスッキリしたことが人気の要因だと思います」
―アイアンでも飛距離性能が重視されるようになったのか?
「一時期は飛び系アイアンというのがブームになりましたが、今はブームではなく『飛んだほうがいい』というのが当たり前になりつつあります。打感にこだわっている人でも、計測器を使って試打をしたときに5ヤード飛ぶアイアンがあれば、飛んだほうを購入される人が増えていますね。そういう意味では、距離が数字ではっきりとわかるトラックマンなどの計測器の影響も大きいと思います」
かつて7番アイアンのロフトは32〜34度というのが標準だった。しかし、最新の売り上げ上位10モデルのアイアン(メンズモデル)で、7番アイアンのロフトが最も寝ていたのが『G425』の30度。明らかに時代が変わってきている。