09年当時はプロ転向2年目で、2日目に「80」を叩きながらも予選を突破し、トータル6オーバーの30位タイ。年月を経て、さらに難易度が増したタフなコースでの戦いとあって、今回は“心の持ちよう”と“ニューウェポン”で攻略を図ることになる。
大量の松に加え、狭く絞られたフェアウェイ。ラフからでは、硬く締まりスピードも出ているグリーンに止めるのは至難の業だ。「コースマネジメント、状況判断、攻略の仕方というのが問われるコース」。その上で、目指す理想へのスイング改造途上ということもあり、頭の中はさまざまなことが駆け巡るが、そこは整理するしかない。
「マネジメントは打つ前にしっかり決めて、打つときは自分のスイングに集中する。しっかり分担というか、頭の使い方を分けながらやっていきたい」。一つひとつのショットに頭を使いながらのプレー。「すごくやりがいがあるんじゃないかと思います」と状況判断を念頭に置き、攻略法を見いだしていく。
さらに、今週はロフト角24度のユーティリティを投入。昨年バッグインしていた7番ウッドの代わりに21度のユーティリティを入れてきたが、さらに今回は『4番ユーティリティ』にあたる1本を仲間入りさせる。
これにより4番アイアンを抜くことになるが、「4番アイアンだと、ラフから打つとネックがからまるけど、これなら高さも出せるし。トータルは同じ飛距離だけど、ユーティリティのほうがランが少ない」と難コースにはうってつけ。さらに、練習ラウンドではグリーン周りのエッジからアプローチ用としても試し、「いきなり試合でやりたくなるときがあるので。でも、練習していないことはやりたくないですから」と、まさに“ユーティリティプレーヤー”としての活躍を期待する。
勢いに乗って賞金王に輝いた09年以来のVS大洗。技術、メンタル、マネジメントすべてで成長した姿を見せ、大洗との戦いに打ち勝ったとき、19年12月以来のツアー18勝目も見えてくる。(文・高桑均)
大量の松に加え、狭く絞られたフェアウェイ。ラフからでは、硬く締まりスピードも出ているグリーンに止めるのは至難の業だ。「コースマネジメント、状況判断、攻略の仕方というのが問われるコース」。その上で、目指す理想へのスイング改造途上ということもあり、頭の中はさまざまなことが駆け巡るが、そこは整理するしかない。
「マネジメントは打つ前にしっかり決めて、打つときは自分のスイングに集中する。しっかり分担というか、頭の使い方を分けながらやっていきたい」。一つひとつのショットに頭を使いながらのプレー。「すごくやりがいがあるんじゃないかと思います」と状況判断を念頭に置き、攻略法を見いだしていく。
さらに、今週はロフト角24度のユーティリティを投入。昨年バッグインしていた7番ウッドの代わりに21度のユーティリティを入れてきたが、さらに今回は『4番ユーティリティ』にあたる1本を仲間入りさせる。
これにより4番アイアンを抜くことになるが、「4番アイアンだと、ラフから打つとネックがからまるけど、これなら高さも出せるし。トータルは同じ飛距離だけど、ユーティリティのほうがランが少ない」と難コースにはうってつけ。さらに、練習ラウンドではグリーン周りのエッジからアプローチ用としても試し、「いきなり試合でやりたくなるときがあるので。でも、練習していないことはやりたくないですから」と、まさに“ユーティリティプレーヤー”としての活躍を期待する。
勢いに乗って賞金王に輝いた09年以来のVS大洗。技術、メンタル、マネジメントすべてで成長した姿を見せ、大洗との戦いに打ち勝ったとき、19年12月以来のツアー18勝目も見えてくる。(文・高桑均)