2018年の「日本プロゴルフ選手権」で国内メジャーの記録となる50歳での優勝。その資格で来年まで出場資格が残されている。シニアツアーを戦いながらレギュラーにも出続けているが、「今年はちょっと減らしたいなと思っている。むやみに出ても集中力がね」と少々年齢を考えてという時期にさしかかっている。とはいえ、体力低下や気力の低下などではない。見据えるのは、ある大記録だ。
「来年できるように準備しておきたいな。来年になったら55歳を超えるので、戦える準備をしています。そうなるように頑張っているところです」
ジャンボこと尾崎将司が持つ55歳241日でのツアー優勝を抜き去ること。「もちろん今年も優勝したいけどね」と不適に笑う。大洗での試合は誰よりも経験してきた。加えて、本大会の前身、1998年の「三菱ギャラントーナメント」でツアー初優勝を挙げている、いわば「思い出はある」大会。まずは大記録の前に一発優勝。口では冗談めかすが、谷口の目には優勝カップがきっと見えているはずだ。(文・高桑均)
「来年できるように準備しておきたいな。来年になったら55歳を超えるので、戦える準備をしています。そうなるように頑張っているところです」
ジャンボこと尾崎将司が持つ55歳241日でのツアー優勝を抜き去ること。「もちろん今年も優勝したいけどね」と不適に笑う。大洗での試合は誰よりも経験してきた。加えて、本大会の前身、1998年の「三菱ギャラントーナメント」でツアー初優勝を挙げている、いわば「思い出はある」大会。まずは大記録の前に一発優勝。口では冗談めかすが、谷口の目には優勝カップがきっと見えているはずだ。(文・高桑均)