＜アジアパシフィックオープンゴルフ ダイヤモンドカップ　2日目◇13日◇大洗ゴルフ倶楽部 （茨城県）◇7163ヤード・パー70＞

地元の茨城県で星野陸也がしっかりと優勝争いに絡んできた。26歳の誕生日となった大会初日に続き、2日目も「67」。首位と2打差のトータル6アンダー・2位タイで大会を折り返した。

スパイダーに三角形が加わった新種パター

2度の2連続を含む5バーディ。上がり2ホールはピンチの連続で17番をボギーとしたが、最終18番で微妙な1.5メートルのパーパットを沈めて、「誕生日よりいいスコアで回りたかったけど、最後は連続ボギーにならずに本当によかった」と胸をなで下ろした。

今季は惜しいところで勝利を逃してきた。国内開幕戦で3位に入るとその後の2戦は連続2位。前戦も7位タイともう少しのところで勝利に届かない。海外行きを熱望する星野にとって、まずはここで優勝を飾り、勢いをつけていきたい。

今大会の優勝者には「全英オープン」の出場権が与えられるが、目標はもちろんそこだ。「一番は優勝、連覇したい。その優勝で世界ランキングも上がるので、目標につながる」。目安は世界ランキング60位以内で、現在の67位からはすぐ先。そうなれば「全米オープン」への出場もグッと近づく。