しかし、難しい15番パー4でボギーを打ち、単独首位から首位タイに変わる。上がり3ホールはパーを並べて、今平と最終日に「59」をマークした近藤とのプレーオフへ突入した。18番パー4で行われたプレーオフ1ホール目は、ティショットでフェアウェイをとらえたが、右奥のピンを狙っていくセカンドショットを右のバンカーへミス。「左足上がりで風も右からなので、警戒して右に打ち出してしまった」と振り返る。
このバンカーショットは上手く打ったが、1.2メートルオーバー。返しのパーパットは右へ外れて「最後は読み違いですね。僕は真っすぐ強めに打っていったんですけど、思ったよりも右にいきました」と2ホール目には進めず、大槻の2勝目はまたおあずけ。「疲れた。本当に疲れた…」。最後は消え入りそうな声で会場をあとにした。(文・下村耕平)
このバンカーショットは上手く打ったが、1.2メートルオーバー。返しのパーパットは右へ外れて「最後は読み違いですね。僕は真っすぐ強めに打っていったんですけど、思ったよりも右にいきました」と2ホール目には進めず、大槻の2勝目はまたおあずけ。「疲れた。本当に疲れた…」。最後は消え入りそうな声で会場をあとにした。(文・下村耕平)