そして6809ヤードという男子ツアーでは短めの距離について、「ドライバーを打ったのは14ホール中3回でした。ドライバーを使っていないホールでは、(単純に考えて)セカンドショットがプラス20ヤードになるということ。つまり体感としては短いコースではないので、いかに4つのパー5でチャンスにつけられるか。ミドルパットを決めることができるか、ということになります」と話し、「ラウンド前はティショット勝負を予想していたが、セカンドショット以降の勝負」だと続けた。
平均ドライバー飛距離が291.05ヤードの石川といえども、そのアドバンテージは使えない。セカンドがプラス20ヤードとなれば、ウェッジやショートアイアンで狙えるホールは少なくなる。それはグリーンでボールを止めにくいということ。
パッティングが打ちやすいところに、セカンドショットをいかに打てるか。厳しいショット勝負になるだろうとはいえ、麻生飯塚ゴルフ倶楽部のグリーンは傾斜がきつく、1メートルのパットも油断ができない。ゴルフはショットを打つときの集中と、その後の弛緩の切り替えの連続をいかにコントロールするかが大事だといわれるが、この日はコースを知らなかっただけにまったく気を抜くことが出来ない厳しいラウンドだったに違いない。それでも、たった1回だけだがラウンドをした経験は、あすのラウンドにプラスになるはず。首位とは6打差、石川の追い上げに期待しよう。(文・河合昌浩)
平均ドライバー飛距離が291.05ヤードの石川といえども、そのアドバンテージは使えない。セカンドがプラス20ヤードとなれば、ウェッジやショートアイアンで狙えるホールは少なくなる。それはグリーンでボールを止めにくいということ。
パッティングが打ちやすいところに、セカンドショットをいかに打てるか。厳しいショット勝負になるだろうとはいえ、麻生飯塚ゴルフ倶楽部のグリーンは傾斜がきつく、1メートルのパットも油断ができない。ゴルフはショットを打つときの集中と、その後の弛緩の切り替えの連続をいかにコントロールするかが大事だといわれるが、この日はコースを知らなかっただけにまったく気を抜くことが出来ない厳しいラウンドだったに違いない。それでも、たった1回だけだがラウンドをした経験は、あすのラウンドにプラスになるはず。首位とは6打差、石川の追い上げに期待しよう。(文・河合昌浩)