5人のジュニアたちはそろって「緊張しました」と口にするなど、本来の力を発揮せずにプロに勝てなかったが、かけがえのない経験だった。特に最終組の3人と対決した常盤和也さん(作新学院1年)は、最終組の3人が登場すると「空気が変わった」と優勝争いするプロの雰囲気を感じた。ベタピンにつけた宮本に対しても「あの内側に乗せます」と意気込む。ピンに向かって飛んで行ったが、わずかにグリーンをオーバーした。「あの緊張感の中でいいショットが打てたのは今後の自信になります」と話した。
真剣勝負の場でプロと接した地元高校生にとって貴重な時間になったはず。「海外ではよくやっているみたいですが、日本ではなかなか難しいかもしれません。どこかが新しいことを始めないと。人気回復の期待? いきなり期待にはならないと思うけど、地道にやり続けることで何年後かに結果としてあらわれてくることは十分あると思います」と宮本。選手会主催大会の“粋なイベント”は、男子ゴルフ界にいい影響を与えるかもしれない。(文・小高拓)
真剣勝負の場でプロと接した地元高校生にとって貴重な時間になったはず。「海外ではよくやっているみたいですが、日本ではなかなか難しいかもしれません。どこかが新しいことを始めないと。人気回復の期待? いきなり期待にはならないと思うけど、地道にやり続けることで何年後かに結果としてあらわれてくることは十分あると思います」と宮本。選手会主催大会の“粋なイベント”は、男子ゴルフ界にいい影響を与えるかもしれない。(文・小高拓)