アイアンの売り上げランキングトップ10を見ると、1位の『ステルス』、3位の『ゼクシオ 12』、4位の『G425』、5位の『ローグST MAX』など人気上位モデルのほとんどがステンレスボディの鋳造構造。かつては軟鉄鍛造のアイアンに人気が集中することもあったが、なぜ今はステンレス鋳造が売れているのか?二木ゴルフ南町田店の原田聡さんに話を聞いた。
ステルスもゼクシオも! 「7番でロフト28度」がいまのスタンダード?【写真】
「今は『やさしさ』と『飛距離性能』が高いアイアンがよく売れています。最新アイアンはやさしさを追求するために、ヘッド内部をすごく複雑な構造にしたり、複合素材を組み合わせたりしていますが、あれは鋳造構造ならではの設計です。また、飛距離性能の面でも軟鉄より、ステンレスを使った方が反発性能が高いヘッドが作りやすい。その結果として、人気アイアンのほとんどがステンレス鋳造タイプになったと思います」
―軟鉄鍛造を求めるゴルファーは減ったのか?
「もちろん、今でも軟鉄鍛造ならではの打感の良さを求めるゴルファーはいます。ただ、昔から軟鉄鍛造アイアンを使っていた人も、年齢を重ねてきて、飛距離不足をカバーするためにステンレスアイアンに乗り換える人も増えています」
最近はステンレス鋳造でも、昔の軟鉄鍛造のようなカッコイイアイアンが作れるようになってきた。そう考えると、今後はステンレス鋳造がアイアンの主役となるだろう。
ステルスもゼクシオも! 「7番でロフト28度」がいまのスタンダード?【写真】
「今は『やさしさ』と『飛距離性能』が高いアイアンがよく売れています。最新アイアンはやさしさを追求するために、ヘッド内部をすごく複雑な構造にしたり、複合素材を組み合わせたりしていますが、あれは鋳造構造ならではの設計です。また、飛距離性能の面でも軟鉄より、ステンレスを使った方が反発性能が高いヘッドが作りやすい。その結果として、人気アイアンのほとんどがステンレス鋳造タイプになったと思います」
―軟鉄鍛造を求めるゴルファーは減ったのか?
「もちろん、今でも軟鉄鍛造ならではの打感の良さを求めるゴルファーはいます。ただ、昔から軟鉄鍛造アイアンを使っていた人も、年齢を重ねてきて、飛距離不足をカバーするためにステンレスアイアンに乗り換える人も増えています」
最近はステンレス鋳造でも、昔の軟鉄鍛造のようなカッコイイアイアンが作れるようになってきた。そう考えると、今後はステンレス鋳造がアイアンの主役となるだろう。