国内男子の「東建ホームメイトカップ」でツアー通算2勝目を挙げた香妻陣一朗が、積極的に世界を飛び回っている。1試合で1億円超の賞金を稼いだ「LIVゴルフ招待」で話題になったが、海外メジャーの「全米プロ」や「全米オープン」にも出場。さらに国内男子ツアーがオープンウィークの先週は、シンガポールではアジアンツアーの「インターナショナルシリーズ　シンガポール」に出場。今週は国内に登場する。

似てる？　香妻きょうだいの2ショット【写真】

■強行日程も積極的に海外に出て成長につなげる

「もともと海外のツアーで戦いたいと思っていましたけど、選択肢は多い方がいいなと。日本も大事にしたいし、行けるときは海外の試合に出たい」と話す香妻。今季の国内開幕戦「東建ホームメイトカップ」で優勝すると、ワールドランキングは94位に浮上。「全米プロ」の出場権を獲得して、自身初の海外メジャーの舞台に立った（結果は予選落ち）。

「全米オープン」は米国内での最終予選を勝ち抜いて本戦の切符を獲得。「LIVゴルフ」は招待ではあるが、少なからずワールドランキングが関係していることを考えれば、国内で力をつけて成績を残した恩恵といえる。

先週のシンガポールでの戦いは、「ワールドランキング300位以内」の資格でエントリー。「日本プロ」が終わってすぐに日本を発ち、今週は北海道で「長嶋茂雄招待セガサミーカップ」に出場と強行スケジュール。海外の試合に出られる機会があれば積極的に出向いている。