＜フジサンケイクラシック　初日◇1日◇富士桜カントリー倶楽部（山梨県）◇7541ヤード・パー71＞

今週、日本ゴルフツアー機構（JGTO）の選手たちに1通のメッセージが届いた。それは「LIVゴルフ」に出場した選手は、今年10月に行われるZOZOとPGAツアーが主催する「ZOZOチャンピオンシップ」に出場できないという通知だった。

2021年大会で優勝を飾った松山英樹【写真】

日本勢ではLIVゴルフ開幕戦のロンドン大会に谷原秀人、木下稜介、香妻陣一朗が出場。第2戦と第3戦には、その3人に加えて稲森佑貴が出場している。この4人は、たとえ実力で出場権を勝ち取ったとしても、ZOZOには出場できない。これまでPGAツアーではLIVゴルフ出場選手の出場資格をはく奪してきたが、JGTOでは出場しても何も罰則はなかった。

ZOZOの出場枠は78人。PGAツアーのフェデックス・ポイントランキング上位60人、国内開幕戦の「東建ホームメイトカップ」からZOZO前週の「For The Players By The Players」までのJGTO賞金ランキング上位8人、ZOZOのスポンサー推薦9人が出場できる。「BMW 日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ」で優勝した比嘉一貴はすでに出場権利を得ている。

現在のJGTOの賞金ランキング上位は、
1位　比嘉一貴
2位　桂川有人
3位　稲森佑貴
4位　星野陸也
5位　今平周吾
6位　岩田寛
7位　堀川未来夢
8位　アンソニー・クウェイル
9位　大槻智春
10位 香妻陣一朗
11位 池村寛世