「北海道のゴルフ場は広くて好き。今日は風もなく穏やかで回りやすかった」と話す長野だが「キャディさんが良かったです」と大会側が用意した学生キャディの存在が大きかったという。
初々しい長野をサポートしたのは、北海道大学歯学部2年で同大ゴルフ部に在籍する千葉美都理さん(みどり・23歳)。ゴルフ好きの父が付けた名前は、ゴルフの「グリーン」が由来だ。ゴルフを始めて1年ちょっとでベストスコアは「90」。道内のゴルフ場でキャディバイトの経験はあるが、プロのトーナメントでキャディをやるのは初めて。
長野は風向きやグリーンの傾斜などの情報はキャディに求めず「自分の思った通りにやりたいから友達とかが楽。全部自分のせいになるのがいい」というタイプ。「(千葉キャディは)年が近いのでやりやすかったです。立つ位置や旗を持つ(ツアーの)ルールなど教えながら、ゴルフの話をして楽しくやれました」と会話が弾んだことでリラックスして18ホール戦えた。
男子ツアーで10代プロは少ないが、女子は先週の「日本女子プロゴルフ選手権」を制した19歳の川崎春花や、「北海道Meijiカップ」で2位タイに入った18歳の櫻井心那らが活躍している。「同世代の活躍は刺激になりますが、負けたくないです」と闘志を燃やす。
国内男子ツアーでの10代優勝は石川遼、ハン・ジュンゴン(韓国)、松山英樹のみ。ツアー史上4人目の10代優勝のチャンスではあるが、「優勝したいですけど、それよりも賞金シードを獲りたいです。出場できる試合数が限られているのでチャンスをものにしたい」と来年レギュラーツアーに“常駐”することを優先する。予選会を勝ち抜いた日本オープンの出場は決まっているが、シード獲得のために1円でも多く賞金の上積みを目指す。(文・小高拓)
初々しい長野をサポートしたのは、北海道大学歯学部2年で同大ゴルフ部に在籍する千葉美都理さん(みどり・23歳)。ゴルフ好きの父が付けた名前は、ゴルフの「グリーン」が由来だ。ゴルフを始めて1年ちょっとでベストスコアは「90」。道内のゴルフ場でキャディバイトの経験はあるが、プロのトーナメントでキャディをやるのは初めて。
長野は風向きやグリーンの傾斜などの情報はキャディに求めず「自分の思った通りにやりたいから友達とかが楽。全部自分のせいになるのがいい」というタイプ。「(千葉キャディは)年が近いのでやりやすかったです。立つ位置や旗を持つ(ツアーの)ルールなど教えながら、ゴルフの話をして楽しくやれました」と会話が弾んだことでリラックスして18ホール戦えた。
男子ツアーで10代プロは少ないが、女子は先週の「日本女子プロゴルフ選手権」を制した19歳の川崎春花や、「北海道Meijiカップ」で2位タイに入った18歳の櫻井心那らが活躍している。「同世代の活躍は刺激になりますが、負けたくないです」と闘志を燃やす。
国内男子ツアーでの10代優勝は石川遼、ハン・ジュンゴン(韓国)、松山英樹のみ。ツアー史上4人目の10代優勝のチャンスではあるが、「優勝したいですけど、それよりも賞金シードを獲りたいです。出場できる試合数が限られているのでチャンスをものにしたい」と来年レギュラーツアーに“常駐”することを優先する。予選会を勝ち抜いた日本オープンの出場は決まっているが、シード獲得のために1円でも多く賞金の上積みを目指す。(文・小高拓)