＜ANAオープン　初日◇15日◇札幌ゴルフ倶楽部 輪厚コース（北海道）◇7063ヤード・パー72＞

首位と2打差の6アンダー・8位タイで終えた石川遼は、「Sansan KBCオーガスタ」でツアー初優勝を遂げた平均飛距離320ヤード超え“怪物ルーキー”の河本力と同組でラウンド。「開いた口がふさがらないぐらい」とその飛距離に改めて驚愕した。

338ヤードかっ飛ばした！　怪物ルーキー・河本力のドライバースイング【連続写真】

今季の国内ツアーでの河本のドライバーの平均飛距離324.5ヤード。2位の竹内簾に18ヤードほど差をつけて1位。今大会初日のドライビングディスタンスは330.5ヤードをマークして、2位の織田信亮に21ヤードの差をつけている。アマチュア時代から下部のABEMAツアーで優勝を遂げるなど、スケールの大きなゴルフが持ち味で。昨年12月にプロ転向をして今季7戦目でツアー初優勝を遂げた。

河本がアマチュアだった頃から親交のある石川だが、改めてその飛距離に対して「本当に凄い。米国に行っても飛ぶ方の部類に当然入るでしょう。彼の球をずっと見ていれば海外にいって他の飛距離に驚くことはないかな。そういう意味ではずっと一緒に回りたい」というほどだ。

「本当にこれからの選手」とまだまだ粗削りながらポテンシャルがある。初優勝を遂げた次戦は第2ラウンドで「80」を叩くなど予選落ち。その次は5位タイと成績にも波がある。