<ANAオープン 2日目◇16日◇札幌ゴルフ倶楽部 輪厚コース(北海道)◇7063ヤード・パー72>
30歳最後のラウンドは「40点、50点…」の苦しいものとなった。首位と2打差の8位タイから出た石川遼は、ボギー先行で流れが悪く予選落ちもちらついたが、9番パー5のバーディをきっかけに流れを変えた。4バーディ・2ボギーの「70」で回り、首位と8打差のトータル8アンダー・12位で決勝ラウンドに進む。31回目の誕生日となる土曜日は上位を追うラウンドになる。
石川遼のドライバースイングを上空から見たらこんな感じ【写真】
出だしからショットが右に行く傾向にあった石川。パーオンを逃した2番パー4やティショットを右の林に打ち込んだ5番パー5もパーを重ねた。6番パー4では、ティショットのダウンスイング時にギャラリーの椅子が倒れて「途中で力を抜きながら止めようとしたけど、止まらなくてものすごい緩いスライスボールが出ました」と右の林に打ち込み、このホールでボギー。「イレギュラーなことは仕方ないですから、6番のボギーは仕方ない」と割り切ったが、8番パー3では3パットのボギーで、この日2オーバー。この時点で流れは悪く、石川は予選通過が危ういとさえ思ったという。
流れを変えたのは9番パー5。ティショットはフェアウェイをとらえてピンまで255ヤード。3Uで打った2打目は狭い花道に運び、3打目はもう少しでチップインというアプローチでバーディを奪った。「ロングゲームは今までもこれからも力を注いでいきたい部分。2打目を狙い通りのところに打てて、簡単なアプローチを残せたことで流れを変えられたのはよかったです」。2打目をミスしてバンカーや難しいアプローチが残る状況にならずにバーディを獲れたことは、これまでの取り組みの成果の一つである。9番で息を吹き返すと13番から3連続バーディを奪って巻き返した。
「明日に向けてはショットの改善が必要」とこの日のラウンドを反省する。「当たりが全体的に薄くて、スイング的にやりたい動きに対して、やりすぎることを嫌がっている感じがある」と自己分析する。
30歳最後のラウンドは「40点、50点…」の苦しいものとなった。首位と2打差の8位タイから出た石川遼は、ボギー先行で流れが悪く予選落ちもちらついたが、9番パー5のバーディをきっかけに流れを変えた。4バーディ・2ボギーの「70」で回り、首位と8打差のトータル8アンダー・12位で決勝ラウンドに進む。31回目の誕生日となる土曜日は上位を追うラウンドになる。
石川遼のドライバースイングを上空から見たらこんな感じ【写真】
出だしからショットが右に行く傾向にあった石川。パーオンを逃した2番パー4やティショットを右の林に打ち込んだ5番パー5もパーを重ねた。6番パー4では、ティショットのダウンスイング時にギャラリーの椅子が倒れて「途中で力を抜きながら止めようとしたけど、止まらなくてものすごい緩いスライスボールが出ました」と右の林に打ち込み、このホールでボギー。「イレギュラーなことは仕方ないですから、6番のボギーは仕方ない」と割り切ったが、8番パー3では3パットのボギーで、この日2オーバー。この時点で流れは悪く、石川は予選通過が危ういとさえ思ったという。
流れを変えたのは9番パー5。ティショットはフェアウェイをとらえてピンまで255ヤード。3Uで打った2打目は狭い花道に運び、3打目はもう少しでチップインというアプローチでバーディを奪った。「ロングゲームは今までもこれからも力を注いでいきたい部分。2打目を狙い通りのところに打てて、簡単なアプローチを残せたことで流れを変えられたのはよかったです」。2打目をミスしてバンカーや難しいアプローチが残る状況にならずにバーディを獲れたことは、これまでの取り組みの成果の一つである。9番で息を吹き返すと13番から3連続バーディを奪って巻き返した。
「明日に向けてはショットの改善が必要」とこの日のラウンドを反省する。「当たりが全体的に薄くて、スイング的にやりたい動きに対して、やりすぎることを嫌がっている感じがある」と自己分析する。