特に、16年の「マイナビABCチャンピオンシップ」の記憶は鮮明に残っている。最終日、単独首位で出ながらも永久シード選手の片山晋呉にかわされて単独2位。「あのとき片山さんを見て思ったことがありました。戦っているプレーヤーが『今日は小林伸太郎の日だな』って思ってもらえるようなプレーをしたかった。ショットで有利に立つような」。
6年前の敗戦で片山から学んだことを、最終日に実践した。前半からチャンスを演出し、終盤の16番でも果敢にピンを狙ったのは、後続にスキを見せない強い意志の表れだった。
群馬県出身の小林にとっては慣れ親しんだコースで、駆けつけた地元関係者ら“身内”の応援に応えた。「うれしいの一言です。みなさんのおかげで優勝することができました」と優勝報告もできた。
各種タイトルを獲得して鳴り物入りでプロ転向をしたが、賞金シードを取ったのは3シーズンと浮き沈みのある成績が続いた。「試合が終わってから感じるものだと思いますが、この優勝でステージが上がってくれたらいいなと思います。自分のベストのゴルフを続けてきた結果が今日なので、これをきっかけにしたい」。36歳が新たなスタートラインに立った。
※バーディやパーなどをポイント換算して総合点を競う。アルバトロス=8ポイント、イーグル=5ポイント、バーディ=2ポイント、パー=0ポイント、ボギー=マイナス1ポイント、ダブルボギー以上=マイナス3ポイントとなる。各ホールでダブルボギー以上が確定した時点で、ボールをピックアップすることも可能。
6年前の敗戦で片山から学んだことを、最終日に実践した。前半からチャンスを演出し、終盤の16番でも果敢にピンを狙ったのは、後続にスキを見せない強い意志の表れだった。
群馬県出身の小林にとっては慣れ親しんだコースで、駆けつけた地元関係者ら“身内”の応援に応えた。「うれしいの一言です。みなさんのおかげで優勝することができました」と優勝報告もできた。
各種タイトルを獲得して鳴り物入りでプロ転向をしたが、賞金シードを取ったのは3シーズンと浮き沈みのある成績が続いた。「試合が終わってから感じるものだと思いますが、この優勝でステージが上がってくれたらいいなと思います。自分のベストのゴルフを続けてきた結果が今日なので、これをきっかけにしたい」。36歳が新たなスタートラインに立った。
※バーディやパーなどをポイント換算して総合点を競う。アルバトロス=8ポイント、イーグル=5ポイント、バーディ=2ポイント、パー=0ポイント、ボギー=マイナス1ポイント、ダブルボギー以上=マイナス3ポイントとなる。各ホールでダブルボギー以上が確定した時点で、ボールをピックアップすることも可能。