10月13日は、今年9月の「フジサンケイクラシック」で初優勝を挙げた大西魁斗の誕生日。1998年生まれで、きょうで24歳。一度見たら忘れないインパクト、右肩が大きく下がるスイングが特徴のプレーヤー。父はNHKの英語講座で有名な大西泰斗氏。

フォローで顔が完全に横向き！　大西魁斗のドライバースイング【連続写真】

愛知県出身。5歳でゴルフをはじめ、9歳のときに渡米。13歳でIMGアカデミーに入り腕を磨いた。「全米ジュニア」では2016、17年と予選を突破してマッチプレーに進出。16年は初戦で敗退したが、17年は1、2回戦を勝ち上がってベスト16に進出した。

「全米アマ」には17、19、20年と3回出場。17年はマッチプレーに進んだ。南カリフォルニア大学時代にはコリン・モリカワやマシュー・ウルフらと競い合い、オールアメリカンにも選ばれている。米国留学中は、ジュニアの試合を通じて丸山奨王さんと親交を深めた縁で、奨王さんの父・丸山茂樹に指導を受けていたという。

21年にプロ転向し、日本でプロ生活をスタート。デビュー戦となった「ゴルフパートナーPRO−AM』では、最終日を15アンダー4位で迎えたが、2週間の隔離期間について見解の相違があり、JGTOの規定に則っていないことが判明し棄権となった。その後は6試合に出場し、5試合で予選を突破。「ISPS HANDA ガツーンと飛ばせ ツアートーナメント」ではトップ10入を果たした。

22年は序盤から優勝争いを演じると、9月の「フジサンケイクラシク」では最終日に3打差を逆転し、ツアー初優勝。今後の活躍が期待される若手プレーヤーだ。