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アダム・スコットがユニクロのイベントで地元の中高生と交流「怖れずに挑戦してほしい」

アダム・スコットがユニクロのイベントで地元の中高生と交流「怖れずに挑戦してほしい」

所属 ALBA Net
下村 耕平 / Kohei Shimomura

配信日時:2022年10月19日 09時01分

すると今度は、13年のマスターズ王者が学生たちに「何か見たいショットはある」と聞くと、「ロブショットが見たい」「スティンガーをやって」とリクエスト。フワッとしたロブや風を切り裂く超低弾道のスティンガーを見た学生たちからは歓声があがり、「エグい…」とつぶやく少年もいた。

練習場からクラブハウスに移動すると、ユニクロが発信する「服のチカラ」について、学生たちとともに講義に耳を傾けた。スコットが試合で着用する『ドライEXポロシャツ』はペットボトルを再利用して作られている。これらの商品の売り上げの一部は海をきれいにする活動に使われており、「僕は海の近くで育ったから思い入れがある。このファンタスティックなテクノロジーが使われているポロシャツを着てプレーすることで、強いメッセージを発信できている」と同社のSDGs活動に理解を示し賛同している。

最後は25人の学生たち1人ずつにサイン入りのキャップを手渡し、笑顔で集合写真に収まった。日本に来てからは4日連続で神戸牛を食べているというスコット。「海外に行くといろんな文化がある。その土地のものを食べて、文化に触れていってほしい」と話す。

そして学生たちには「まだ彼らと同じ年齢だったときのことを思い出したんだけど、怖れずにいろんなことにどんどん挑戦していってほしいと思う。こういう場で積極的に質問するとか、世界に向けて挑戦していく意識を持っていることを伝えたらたらいい」という思いがある。スコット自体は17歳で渡米し、言葉の問題はなかったものの環境の変化に「難しい時期もあった」と語る。世界のトップで活躍を続ける42歳の言葉は、学生たちに届いたに違いない。

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