＜日本オープンゴルフ選手権 事前情報◇19日◇三甲ゴルフ倶楽部 ジャパンコース（兵庫県）◇7178ヤード・パー70＞

あす開幕する「日本オープン」を前に、『2022年8月1日時点のオフィシャルワールドゴルフランキング上位100位のうち上位5名』の資格で出場するアダム・スコット（オーストラリア）が公式会見に臨んだ。13年の「マスターズ」を含む米国男子ツアー通算14勝、豪州ツアーや欧州ツアー、アジアンツアーでも通算14勝を挙げているスターだが、日本ではまだ未勝利。この日本オープンは3年ぶり6度目の出場となる。

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スコットの今大会での最高成績は、前回出場した19年の5位タイ。16年には予選落ちも喫している。「日本に戻ってきてうれしく思う。日本ゴルフ協会さんのご招待に非常に感謝している。3年ぶりに戻ってきて友人や選手たちに再開できて楽しい時間を過ごせた。大会に入ったらしっかり集中したい」。きょうの練習ラウンドでは仲のいいハン・リー（米国）に、石川遼と蝉川泰果（東北福祉大4年）も加わって、和気あいあいとラウンドする姿を見せたが、あすからは試合モードに入る。

会場の三甲ゴルフ倶楽部 ジャパンコースについては「コンディションはエクセレント。ティからグリーンまで整っている。世界を見渡しても良いコースだなという印象」と話し、「いままでプレーした日本オープンのコースの中でも、自分のプレーに一番合っているコースだなと思う」と自信を見せる。

日本ツアーには5度の日本オープンを含めて7度出場しているが、優勝はない。それを聞かれると「もちろん優勝したいと思っている。世界中で勝っているのは誇りでアジアでも勝っているけど日本ではまだ。日本とはいい関係を築けているし、ベストなプレーを見せて優勝したい」と意気込む。