＜東建ホームメイトカップ　2日目＞◇13日◇東建多度カントリークラブ・名古屋(7,081ヤード・パー71)

　三重県にある東建多度カントリークラブ・名古屋で開催されている、国内男子ツアー「東建ホームメイトカップ」は2日目が終了。トータル9アンダーまでスコアを伸ばした額賀辰徳が首位をキープ。2打差の2位タイには上田諭尉、リチャード・リー(ニュージーランド)、冨山聡の3選手がつけた。

国内男子ツアー特集2012

　今大会を07年に制している上田は、難しいコンディションの中、2バーディ・ノーボギーの完璧なラウンド。「このコースは我慢しないと攻略できないですからね。狙ってもバーディをとれるコースではない。2日目なので勝負をかけるところではないと思ってゆっくりやっていました」と初日からの好位置をキープ。「バーディチャンスはあったし、もっと伸ばせたかなとは思います。でも、ノーボギーは良かったと思う」上田は今大会に8回出場しており、予選落ちが2回だけと相性は悪くない。「ボギーを叩かなければチャンスはあると思います」5年ぶりの優勝を目指して決勝ラウンドも手堅くプレーしに行く。

　5位タイには一昨年の賞金王の金庚泰(キム・キョンテ)(韓国)ら4選手。小山内護らがさらに1打差で続き上位は混戦模様。そんな中、池田勇太はこの日スコアを1つ落としてしまいトータルイーブンパー46位タイに後退。ディフェンディングチャンピオンの高山忠洋は75と崩れ、無念の予選落ちとなってしまった。


【2日目の順位】
1位：額賀辰徳(-9)
2位T：上田諭尉(-7)
2位T：リチャード・リー(-7)
2位T：冨山聡(-7)
5位T：J・チョイ(-6)
5位T：久保谷健一(-6)
5位T：I・J・ジャン(-6)
5位T：金庚泰(-6)
9位T：ブレンダン・ジョーンズ(-5)他6名