<日本オープン 最終日◇23日◇三甲ゴルフ倶楽部 ジャパンコース(兵庫県)◇7178ヤード・パー70>
開幕前、コースセッティングコミッティのチェアマンを務める日本ゴルフ協会(JGA)の山中博史専務理事は「一日単位では5アンダーとか出る。カットラインは6〜7オーバーくらいになる。優勝スコアはわかりませんが、一桁アンダーになるんじゃないですかね」と話していた。カットラインは6オーバーで山中専務理事の予測通り。しかし3日目を終わって、トップのアマチュア蝉川泰果(東北福祉大学4年)はトータル13アンダーまで伸ばし、その予想をはるかに超えるゴルフを見せている。
蝉川泰果は飛んで曲がらないドライバーが武器【連続写真】
中島啓太も「初日のトップのスコアから1つ伸びたぐらいが優勝スコアになるんじゃないかと思います」と開幕前に語り、その通りであれば、初日のトップが6アンダーだから優勝スコアはトータル7アンダー前後。日本オープンを2度制している片山晋呉は、3日目のリーダーボードを見て、「優勝スコアは5アンダーって言ってきたけど、プロの部だったかもしれない。アマチュアの部は考えてなかった」と語る。現在の2位は、トータル7アンダーの比嘉一貴で、彼らの予想はほぼ当たっている。そう蝉川泰果がすごすぎるのだ。
予選ラウンド2日間を蝉川と一緒に回ったツアー1勝の桂川有人に、どこがすごいのか聞いてみた。「正確なショットが打てるので精度がすごいですね。だから攻めやすい。ドライバーからアイアンまでショット全般の精度が高いから、他の人よりも怖がらずに打てるんじゃないですかね」。確かに、蝉川のゴルフを見ると、ボギーのリスクを怖れずバーディだけを狙っているように見える。
3日目に一緒に回った杉浦悠太(日本大学3年)もまた「ショット力ですね。ドライバーでフェアウェイを外さず、フェアウェイからはチャンスにつけて、常にバーディパットを打っていた」と証言している。今大会に出場している全選手の中で、蝉川の3日間トータルのフェアウェイキープ率は5位、パーオン率は1位と、数字もショット力の高さを物語っている。
開幕前、コースセッティングコミッティのチェアマンを務める日本ゴルフ協会(JGA)の山中博史専務理事は「一日単位では5アンダーとか出る。カットラインは6〜7オーバーくらいになる。優勝スコアはわかりませんが、一桁アンダーになるんじゃないですかね」と話していた。カットラインは6オーバーで山中専務理事の予測通り。しかし3日目を終わって、トップのアマチュア蝉川泰果(東北福祉大学4年)はトータル13アンダーまで伸ばし、その予想をはるかに超えるゴルフを見せている。
蝉川泰果は飛んで曲がらないドライバーが武器【連続写真】
中島啓太も「初日のトップのスコアから1つ伸びたぐらいが優勝スコアになるんじゃないかと思います」と開幕前に語り、その通りであれば、初日のトップが6アンダーだから優勝スコアはトータル7アンダー前後。日本オープンを2度制している片山晋呉は、3日目のリーダーボードを見て、「優勝スコアは5アンダーって言ってきたけど、プロの部だったかもしれない。アマチュアの部は考えてなかった」と語る。現在の2位は、トータル7アンダーの比嘉一貴で、彼らの予想はほぼ当たっている。そう蝉川泰果がすごすぎるのだ。
予選ラウンド2日間を蝉川と一緒に回ったツアー1勝の桂川有人に、どこがすごいのか聞いてみた。「正確なショットが打てるので精度がすごいですね。だから攻めやすい。ドライバーからアイアンまでショット全般の精度が高いから、他の人よりも怖がらずに打てるんじゃないですかね」。確かに、蝉川のゴルフを見ると、ボギーのリスクを怖れずバーディだけを狙っているように見える。
3日目に一緒に回った杉浦悠太(日本大学3年)もまた「ショット力ですね。ドライバーでフェアウェイを外さず、フェアウェイからはチャンスにつけて、常にバーディパットを打っていた」と証言している。今大会に出場している全選手の中で、蝉川の3日間トータルのフェアウェイキープ率は5位、パーオン率は1位と、数字もショット力の高さを物語っている。