<日本オープン 最終日◇23日◇三甲ゴルフ倶楽部 ジャパンコース(兵庫県)◇7178ヤード・パー70>
9月の国内男子「パナソニックオープン」で史上6人目のアマチュア優勝を遂げた蝉川泰果(せみかわ・たいが、東北福祉大4年)が歴史的快挙を遂げた。初日から首位を守る蝉川は、2位に6打差の単独首位から出た最終日、2バーディ・2ボギー・1トリプルボギーの「73」。2位に2打差のトータル10アンダーで完全優勝。「日本オープン」をアマチュアで制したのは1927年に行われた第1回大会の赤星六郎以来、95年ぶり。松山英樹、石川遼らも達成できなかった史上初の2回目のアマチュア優勝となった。
蝉川の武器はドライバー【連続写真】
1番パー4で2打目を1.5メートルにつけてバーディ発進。2番パー5は2打目、3打目といいショットではなかったが6メートルを沈めて連続バーディで後続を突き放す。5番でボギーとして1つ落とすと、9番パー4では2打目をグリーン奥に外し、3打目、4打目のアプローチをミスするなど痛恨のトリプルボギー。「9番の奥からのアプローチはひやっとしました」。9番バーディとして比嘉一貴との差は4打に縮まって折り返す。
流れが変わりそうだったバックナイン。「あの1打でちょっと気持ちも立て直せたので大きかった」と振り返るのが10番パー4。ガードバンカーからの3打目を30センチに寄せてパーセーブでしのぎ、落ち着きを取り戻す。
持ち前のアグレッシブさを出しながら16番までパーを並べ、17番パー3でティショットをグリーン奥に外してアプローチを寄せきれず、パーパットも外してボギー。追いかける比嘉は今季3勝を挙げて賞金ランキング1位らしく、チャンスをモノにしてピンチをしのぐゴルフで後半1つ伸ばし、その差は2打。最難関18番パー4を迎えた。
9月の国内男子「パナソニックオープン」で史上6人目のアマチュア優勝を遂げた蝉川泰果(せみかわ・たいが、東北福祉大4年)が歴史的快挙を遂げた。初日から首位を守る蝉川は、2位に6打差の単独首位から出た最終日、2バーディ・2ボギー・1トリプルボギーの「73」。2位に2打差のトータル10アンダーで完全優勝。「日本オープン」をアマチュアで制したのは1927年に行われた第1回大会の赤星六郎以来、95年ぶり。松山英樹、石川遼らも達成できなかった史上初の2回目のアマチュア優勝となった。
蝉川の武器はドライバー【連続写真】
1番パー4で2打目を1.5メートルにつけてバーディ発進。2番パー5は2打目、3打目といいショットではなかったが6メートルを沈めて連続バーディで後続を突き放す。5番でボギーとして1つ落とすと、9番パー4では2打目をグリーン奥に外し、3打目、4打目のアプローチをミスするなど痛恨のトリプルボギー。「9番の奥からのアプローチはひやっとしました」。9番バーディとして比嘉一貴との差は4打に縮まって折り返す。
流れが変わりそうだったバックナイン。「あの1打でちょっと気持ちも立て直せたので大きかった」と振り返るのが10番パー4。ガードバンカーからの3打目を30センチに寄せてパーセーブでしのぎ、落ち着きを取り戻す。
持ち前のアグレッシブさを出しながら16番までパーを並べ、17番パー3でティショットをグリーン奥に外してアプローチを寄せきれず、パーパットも外してボギー。追いかける比嘉は今季3勝を挙げて賞金ランキング1位らしく、チャンスをモノにしてピンチをしのぐゴルフで後半1つ伸ばし、その差は2打。最難関18番パー4を迎えた。