＜東建ホームメイトカップ　3日目＞◇14日◇東建多度カントリークラブ・名古屋(7,081ヤード・パー71)

　三重県にある東建多度カントリークラブ・名古屋で開催されている、国内男子ツアー開幕戦「東建ホームメイトカップ」の3日目。16位タイでスタートした石川遼が、4バーディ・1ボギーとスコアを3つ伸ばし、トータル7アンダー3位タイに浮上。首位とは2打差で明日の最終日に臨む。

「1打速報」でこの日のプレーを振り返る！

　石川は出だしの1番をセカンドのミスからボギーとするも、4番パー5の3打目を1メートルにつけてバーディ奪取に成功。8番ではセカンドがグリーンオーバーするが、カラーからねじ込み2つ目のバーディ。前半でスコアを1つ伸ばして折り返す。

　後半は15番までパーを重ねるが、16番パー3では約6メートルを沈めてバーディとすると、17番パー5でもセカンドをグリーン近くまで運んでバーディを奪取。3日間コンスタントに60台をマークし、優勝圏内まで順位を上げてきた。

　「今日はかなり難しいコンディションだった。3日間の中で風や寒さ、ピンポジションなど難しい条件がそろっていた。そんな中で、今日が1番いいスコアだった。絶好調ではないが、バランスのいいゴルフが出来たと思います」大きなミスもなく、ここまでこれていること振り返った石川。14番、15番では嫌な距離のパーパットを沈めるなど「スコアカード上では目立たないパーが多かった」。