＜HEIWA・PGMチャンピオンシップ　2日目◇28日◇PGM石岡ゴルフクラブ（茨城県）◇7039ヤード・パー70＞

1つの棄権を挟んで、2試合予選落ちが続いていた石川遼。この日は「69」とスコアを1つ伸ばしてトータル4アンダーとし、27位タイで4戦ぶりに決勝ラウンドに進む。しかし、この日は「きょうはちょっとショットが昨日よりもさらに悪くて苦しかったですね」フェアウェイキープ率が35.714％で91位タイと、ショットに苦しんだ1日となった。

石川遼、今週はエイムポイントを導入【大会フォト】

プレーオフで敗れて2位になった「ANAオープン」の翌週、蝉川泰果が史上6人目のアマチュア優勝を遂げた「パナソニックオープン」では予選落ち。その翌週の「バンテリン東海クラシック」は、2日目の腰痛を発症して途中棄権した。次戦は欠場して腰の状態が心配されたが、先週の「日本オープン」で3週ぶりに試合復帰。しかし、グリーン上に苦しみ予選落ちに終わっていた。そして今週は、久しぶりに土日をプレーする。

優勝争いをした試合など、飛距離も精度も調子が上がってきていたロングゲームに課題を残した。「やっていることは変わらないので、コツコツと積み重ねていってよくしていきたい。良い状態のままキープするというより、もう1ステップ上に行けるようにやっていることもある」と、ロングゲームに関しては、腰痛前の状態よりも上を目指している。

「気分転換です」と11年前から使い続けているエースパターを今週はチェンジ。「きのうと変わらずすごく良い」とグリーン上では好感触を得ている。トップを6打差で追って決勝ラウンドに入るが、「自分としてはやりたいこともありながら、もう少し良くしていきたい。全体的には悪くないので、土日いいプレーができるよう頑張りたい」と、結果とともに内容を重視して残り2日間を戦う。