31日、9月の国内男子ツアー「パナソニックオープン」で史上6人目のアマチュア優勝を成し遂げ、今月の「日本オープン」では史上初となるアマチュアでのツアー2勝を挙げた蝉川泰果（せみかわ たいが・東北福祉大4年）がプロ宣言した。

しっかり振り切って飛ばす！　蝉川泰果のドライバースイング【連続写真】

先週、常陸宮杯大学選手権（10月25〜28日/石川県・片山津ゴルフ倶楽部西コース）に出場した蝉川は、大会終了後に日本学生ゴルフ連盟に退会届を提出。アマ資格を返上していた。今週、地元兵庫で行われる「マイナビABCチャンピオンシップ」がプロデビュー戦となる。あすにも大会会場でプロ転向会見が行われる予定だ。

「本日、プロ宣言いたしました、ファンの皆様が、私のプレーを観て、喜んでいただける、そして楽しみにしてくれるよう、いままで以上に努力を重ね、がんばっていきます。私の地元である兵庫県加東市で開催される、マイナビABCチャンピオンシップでプロデビュー戦を飾ることができることは、本当にうれしく思います」と蝉川はコメントを発表した。

アマチュアのうちに2勝を挙げたパナソニックオープンも日本オープンも地元の兵庫県開催。そして、マイナビABC−も兵庫県で行われ、昨年大会では49位に入りローアマを獲得した。蝉川には兵庫県3連勝とプロデビュー戦Vが期待される。

また、今年はマイナビABC−のほか、「三井住友VISA太平洋マスターズ」、「ダンロップフェニックス」、「ゴルフ日本シリーズJTカップ」の3試合の出場を予定している。