ゴルフのトーナメント会場は“ネタの宝庫”。ただ、そのすべてを伝えることはなかなか困難なこと…。そこで現場記者がコースを歩くなか“見た”、“聞いた”もののなかからちょっと気になった1つのテーマ、すなわち“ヒトネタ”をご紹介! 今回は国内男子ツアー「マイナビABCチャンピオンシップ」が行われているABCゴルフ倶楽部(兵庫県)から。
蝉川泰果のサインがわずか2週間で激変!【写真】
9月の「パナソニックオープン」、10月の「日本オープン」を制し、史上初となるアマチュアでツアー2勝の快挙を成し遂げた蝉川泰果。今週、プロ宣言を行い、今大会がプロデビュー戦となりました。地元兵庫出身の旬な男とあって、ラウンド後には大勢のファンが、サインを書いてもらったり写真を撮るためにと列を作り、蝉川も「また来てください」とひとりひとり丁寧に応じているんです。
その蝉川のサインを見てみると、アマチュア時代のものとプロになってからのものが激変。パナソニックオープン優勝時はタイガの『T』の上の棒が直線的に伸びているのに対し、プロ転向後は、その棒が円を描くようなデザインになりました。これを本人に直撃すると、「新しくお父さんが考えてくれたんです」という。
お父さんの佳明さんに聞くと「前と比べてどうですか?」と逆質問。「かっこよくなりました」と伝えると、「と思いますね。プロにも頼んだし、私もいくつか考えて、泰果に写メを送って、5つの候補のなかから本人が選んだんです」と、蝉川が考えたサインからお父さんが考えたサインに変わった理由を教えてくれました。
先週、アマチュア最後の試合となった大学対抗戦を終えて、蝉川が実家に戻ると、このサインを2時間練習。チラシの裏や新聞紙に1時間ひたすら書いた後、アプローチ練習用の使い古しのボールにも1時間サインを書く練習を行ったそうです。「これくらいでええわってなって(笑)」と、最後に落ち着いたサインは「私が考えたのとはちょっと違う」のだとか。蝉川が直線的なサインを書いていたのは、わずかな期間。昭和64年の硬貨並に貴重になりました。
蝉川泰果のサインがわずか2週間で激変!【写真】
9月の「パナソニックオープン」、10月の「日本オープン」を制し、史上初となるアマチュアでツアー2勝の快挙を成し遂げた蝉川泰果。今週、プロ宣言を行い、今大会がプロデビュー戦となりました。地元兵庫出身の旬な男とあって、ラウンド後には大勢のファンが、サインを書いてもらったり写真を撮るためにと列を作り、蝉川も「また来てください」とひとりひとり丁寧に応じているんです。
その蝉川のサインを見てみると、アマチュア時代のものとプロになってからのものが激変。パナソニックオープン優勝時はタイガの『T』の上の棒が直線的に伸びているのに対し、プロ転向後は、その棒が円を描くようなデザインになりました。これを本人に直撃すると、「新しくお父さんが考えてくれたんです」という。
お父さんの佳明さんに聞くと「前と比べてどうですか?」と逆質問。「かっこよくなりました」と伝えると、「と思いますね。プロにも頼んだし、私もいくつか考えて、泰果に写メを送って、5つの候補のなかから本人が選んだんです」と、蝉川が考えたサインからお父さんが考えたサインに変わった理由を教えてくれました。
先週、アマチュア最後の試合となった大学対抗戦を終えて、蝉川が実家に戻ると、このサインを2時間練習。チラシの裏や新聞紙に1時間ひたすら書いた後、アプローチ練習用の使い古しのボールにも1時間サインを書く練習を行ったそうです。「これくらいでええわってなって(笑)」と、最後に落ち着いたサインは「私が考えたのとはちょっと違う」のだとか。蝉川が直線的なサインを書いていたのは、わずかな期間。昭和64年の硬貨並に貴重になりました。