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「一打で何百万変わってくんのや」蝉川泰果が初めて味わったプロとしての緊張感

「一打で何百万変わってくんのや」蝉川泰果が初めて味わったプロとしての緊張感

配信日時:2022年11月6日 15時58分

いま一番したいことは?と問われると「えー」と少し考えた後、「悔しいので練習したいですかね」と、21歳はもう次の試合に気持ちを向けている。

優勝はできなかったが、予選を通過したことでプロとして“初任給”82万2000円を得る。「予選落ちすると、ここまで来た経費、キャディさんを雇う費用、自分のご飯代とかも入れて0円になっちゃう。でも予選を通れば賞金も入ってくる。こんな言い方をしたらやらしいかもしれないですけど、この一打で何十万、何百万変わってくんのやと思いながら最後の2ホールはプレーしました(笑)」と初めての緊張感もあった。初賞金の使い道を聞かれると、「まだないですね。もっともっと貯めてJT終わった後にいろいろ考えようかなと思っています」と答えた。

あす、静岡県に移動して、次戦は「三井住友VISA太平洋マスターズ」に出場する。「フルスイングじゃない距離を調整するときに横のブレが出ていたし、パッティングの距離感が合わずに3パットを10回くらいした」と大きく2つの課題が浮き彫りになった。それでも「スコアをまとめられている。これだけ課題があるなかでこういう感じなら、もっともっと上に行けるなと思いました」と手応えも感じている。

「絶対にVISAではこんな形で終わらずに、絶対に優勝…」と言いかけて、「絶対ではないですね」と笑う。「日本オープン」のタフなセッティングを攻略した飛んで曲がらないドライバーは今週も健在だった。7262ヤードでパー70と距離が長い太平洋クラブ御殿場コースでは、蝉川の飛距離がきっと生きるだろう。(文・下村耕平)

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