<三井住友VISA太平洋マスターズ 3日目◇12日◇太平洋クラブ 御殿場コース(静岡県)◇7262ヤード・パー70>
石川遼は3日目、3バーディ・3ボギーで迎えた名物の最終18番ホールで、2メートルのバーディパットを沈めると、コブシを握り締めた。「何とか滑り込んだ」。あすの最終日は、プロ2戦目の蝉川泰果(せみかわ・たいが)、2週前に優勝を果たした星野陸也と最終組を回る。
大ギャラリーの拍手とともにホールアウトする石川遼【写真】
きのうはボギーフリーの「66」で回り、一気に2位タイに浮上したが、この日はショットに苦しみ、思うようにスコアが伸ばせず。「後半はずっとミスショットが続いていた。アプローチが難しいところにいってしまったり、苦しいパーパットだったり、なかなかショットが思い通りに行かなかった」と振り返る。それでも、「パッティングでセーブできて、最後のバーディにつなげられた」と白い歯を見せる。
最終、18番パー5はキャリーで300ヤードを飛ばせる選手は、ティショットで左のバンカーを越すと、セカンドはショートアイアンで打てる。しかし、それよりも距離が出ない選手は落としどころが狭く、少しでも右に行くと、傾斜によって右のラフまで転がってしまう。だから石川はこの日、ティショットもセカンドも3番ユーティリティで打って2オンに成功。段の上から15メートルの下りのパットを2メートルに寄せてバーディを奪った。
「ドライバーで非常に狭いところに打っていければ、8番アイアンもあり得るシナリオなんですけど、自分の状態(が良くない)っていうのもあって(笑)。狭いところに通せる精度がない。少しだけ幅が許される攻めをしたという感じです」と、この日のマネジメントを明かす。もちろん、あすの最終日の18番で追う立場なら、ドライバーも選択肢に入ってくる。
石川遼は3日目、3バーディ・3ボギーで迎えた名物の最終18番ホールで、2メートルのバーディパットを沈めると、コブシを握り締めた。「何とか滑り込んだ」。あすの最終日は、プロ2戦目の蝉川泰果(せみかわ・たいが)、2週前に優勝を果たした星野陸也と最終組を回る。
大ギャラリーの拍手とともにホールアウトする石川遼【写真】
きのうはボギーフリーの「66」で回り、一気に2位タイに浮上したが、この日はショットに苦しみ、思うようにスコアが伸ばせず。「後半はずっとミスショットが続いていた。アプローチが難しいところにいってしまったり、苦しいパーパットだったり、なかなかショットが思い通りに行かなかった」と振り返る。それでも、「パッティングでセーブできて、最後のバーディにつなげられた」と白い歯を見せる。
最終、18番パー5はキャリーで300ヤードを飛ばせる選手は、ティショットで左のバンカーを越すと、セカンドはショートアイアンで打てる。しかし、それよりも距離が出ない選手は落としどころが狭く、少しでも右に行くと、傾斜によって右のラフまで転がってしまう。だから石川はこの日、ティショットもセカンドも3番ユーティリティで打って2オンに成功。段の上から15メートルの下りのパットを2メートルに寄せてバーディを奪った。
「ドライバーで非常に狭いところに打っていければ、8番アイアンもあり得るシナリオなんですけど、自分の状態(が良くない)っていうのもあって(笑)。狭いところに通せる精度がない。少しだけ幅が許される攻めをしたという感じです」と、この日のマネジメントを明かす。もちろん、あすの最終日の18番で追う立場なら、ドライバーも選択肢に入ってくる。